2002-04-22

同級生2


実況「萌える!お兄さ~んの萌えゲー日記のコーナーですが、この時間の番組の予定を変更致しまして、いすvs同級生2の1回戦をお送りしたいと思います。」
実況「解説には、中日の伝説の名投手にして横浜を日本一に導いた名将の●●さんをお迎えしております。」
実況「よろしくお願いします。」
解説「阿…。」
実況「……!?」
解説「すいません、すでに伝説の人斬り様が使ったネタでしたね。」
実況「この時間は、日本の未来がここにある…漢塾の提供でお送りします。」
実況「さて、なんだかんだ言って同級生シリーズがこの業界に遺した業績はあまりにも大きいらしく、唐突なところでよく話題に上がります同級生1・2と下級生。」
実況「いす氏は同級生1と下級生はプレイしたことがあるらしく、記憶にあるのですが、同級生2に至ってはキャラすらまったく知らない未プレイ状態でした。」
実況「そこで、話題を合わせるために、同級生2に挑みます。」
解説「実際には下級生2があればそちらをプレイしたいと言ってましたけどね。」

システム談話

実況「インストーラはWin95時代のもののようですね。」
解説「呼び出されるダイアログ等が非常に懐かしいです。」
実況「ゲームはフルスクリーンでしか動作しませんね。しかし、見慣れないフルスクリーン画面ですね。」
解説「400ラインは日本の文化ですよ。」
実況「そうですか。えー、当時としては珍しいのではないでしょうか。なんとボイスまであって Discは2枚組ですよ。」
解説「ええ、そうですね。」
実況「いす氏の試合前談話で、『同級生や下級生はまったく無かったと思う』と言っていただけに、彼にとっては新しい発見でしょうね。」
解説「むしろFDでゲームしていた時代ですからね……。」

試合前分析

実況「試合を始める前に、彼のデータ及び、各著名人のコメントを拾い上げて見てみましょう。」
解説「はい。」
実況「まず、的確な予想で定評のある漢塾塾長ことL氏のコメントです。お聞きください。」
L氏「最初(見た目)は間違いなく『こずえ』だと思うが、シナリオをやって『さくらこ』にハマッて、最後には『旅館の娘(名前忘れた)』になっている。」
実況「非常に細かい分析ですね。」
解説「ピンポイントに、且つ、大まかな流れを読んでいますね。彼は期待に応える漢なので、きっとやってくれるでしょう。」
実況「次に、必然たる同時攻略とまで言う半纏唱道ことY氏のコメントです。お聞きください。」
Y氏「んー、とりあえず、唯、友美、いずみ、可憐、さくらこあたりはこなしたほうが良いかと。ネタになる事多いし。」
実況「これは、彼へのアドバイスですね。」
解説「そうですね。しかし、この裏に隠された真意はもっと激しいものでしょう。」
実況「と、言いますと?」
解説「このアドバイスは暗に同時攻略のススメなのだと思います。」
実況「なるほど。」
解説「追記として『当たり前だけど、全員同時に攻略な。』と入るのではないでしょうか。」
実況「末恐ろしいですね。」
解説「しかし、彼には向かないでしょうな。」
実況「そうですね。彼は一撃必勝オンリープレイを掲げてますからね。」

キャラクターファーストインプレッション

実況「さて、ブルペンの様子を見てみましょう。」
解説「彼の得意とする投手も多いですね。」
実況「そうですね。余談なんですが、筆者はヒロインをバッターとして書くかピッチャーとして書くかは非常迷ったそうです。しかし、彼が『攻め』であることから、ヒロインはピッチャーとして書くようになったそうですよ。」
解説「どうでもいい話ですね。」
実況「その通りですね。」
実況「エースで4番の唯、登場です。」
解説「常に同級生2を語る際には中心に置かれる人物ですね。同級生2の大黒柱です。」
実況「なかなか多彩な球種を持っているようですが、やはり『お兄ちゃん呼び』の威力は凄そうですね。」
解説「そうですね。しかし彼にその魔球は効きませんよ。ボール球ですから。」
実況「しかし、パッと見バカッぽく見えるあたりはなかなか良いんじゃないでしょうか?」
解説「ええ。それと八重歯もポイント高いですね。この辺りをどのように配球してくるかが勝負の分かれ目と言えるでしょう。」
実況「双方ともに血縁が無いことが判明している点から見ても、なかなかの好勝負が期待できそうです。」
実況「では、その唯の母親であります、美佐子、登場です。」
解説「唯の母……ではありますが、あまり唯とは似ている気がしませんね。」
実況「実際には、主人公の父親の大学時代の友人の友人だそうです。」
解説「くるくるおさげの未亡人ですか。彼には打ちづらいでしょうな。」
実況「彼は新ストライクゾーンを苦手とするオールドタイプのバッターですからね。」
実況「幼馴染みのメガネっ娘、友美、登場です。」
解説「ストレートロングの髪にヘアバンドをしたメガネっ娘ですね。どう考えても彼には打てないゾーンですよ。」
実況「主人公の幼馴染みで、お隣さん。この辺りはポイント高いんじゃないでしょうか?」
解説「クラスの委員長をしていることからも解かりますように、かなりの生真面目で性格が固い印象があります。ある程度相殺されてもまだマイナスでしょう。」
実況「なるほど。東鳩のいいんちょを見習って欲しいところですね。」
実況「主人公の担任、片桐先生、登場です。」
解説「ウェーブロングの女教師で、主人公のクラスの担任ですね。」
実況「立ち絵が常に傾いていることからサボテンダーと命名している彼に、これは打てないでしょう。」
解説「見向きもしないでしょうな。」
実況「今をときめくスーパーアイドル、可憐、登場です。」
解説「ウェーブロングのクラスメイトですが、あまり学校には姿を見せないらしいアイドルスターです。」
実況「これは……ストライクゾーンの広い彼ならなんとかなるんじゃないでしょうか?」
解説「しかしこの名前、どうしても『お兄ちゃん♪』とか舌っ足らずな声で噛みながら言いそうな妹を連想してしまいますね。あっちならまだしも、これは厳しいコースなんじゃないでしょうか。」
実況「今後の展開に期待ということですね。」
実況「唯一の年下であります、こずえ、登場です。」
解説「BINGOですね。」
実況「早ッ!」
解説「ショートボブの下級生で図書委員。ぶつかって出会う、典型的な出会いではありますが……何よりも舌っ足らずな声と落ち着きの無い早とちりな性格は彼のバットの真芯に捉えられるでしょうね。」
実況「ええ、お見事ですね塾長。彼がわかりやす過ぎるだけの話なんですが。」
実況「ボーイッシュな社長令嬢、いずみ、登場です。」
解説「友美の友達にして、短いショートカットの同級生です。弓道部の部長でもありますね。」
実況「性格もかなりボーイッシュらしいですよ。」
解説「ええ、眉毛のほうも大胆なまでにボーイッシュですしね。」
実況「彼に打てるでしょうか?」
解説「ええ、展開次第では問題無くカッ飛ばすでしょう。」
実況「謎多きクラスメイト、みのり、登場です。」
解説「ビン底メガネっ娘という、かなりのレッドブック種ですね。」
実況「メガネを外したら……と言った感じなんでしょうか?」
解説「ええ。しかしそれでも彼はそれほど惹かれないでしょうね。」
実況「そうですか。やけにあっさりと投球練習(初登場シーン)が終わってしまったので、特に感慨深い部分も無く終わってしまいましたね。」
実況「漢、洋子、登場です。」
解説「漢一文字での登場とは……。」
実況「ロングストレートの男勝りの性格をした同級生ですね。」
解説「そうですね。」
実況「彼に……打て、ますか?」
解説「絶対に無理ですね。」

試合開始/第1打席(こずえシナリオ)

実況「それでは、そろそろプレイボールです。ネタが解かるそこの古株さん? 『イ』じゃありませんよ?」
実況「先発には『こずえ』ちゃんが選ばれたようですね。」
解説「予想通りの先発と言っていいですね。」
実況「いきなりこずえとデートの約束を取り付けたようですね……て、展開早くないですか?」
解説「ええ、そんな感じがしますね。」
実況「さぁ、こずえがクイックモーションで投げましたッ!」
解説「出ました。伝家の宝刀、ナックルボールですよ! これはなかなか激しい電波ぶりですよ! ガクガクブルブル。」
実況「いす見送ったッ!」
球審「ストライーーーーーーークッ!!」
実況「決まったァ!」
解説「彼の表情に注目してください。今の球を見て不敵な笑みを浮かべていますよ。あまりの変化球にワクワクが止まらないようですね。」
実況「さて、こずえ振りかぶって第2投目を……投げましたッ!」
解説「これも甘い球ですよッ! 『一人称は自分の名前』ですッ!」
球審「ストライーーーーーーーークッッ!」
実況「決まりましたッ。」
解説「また見送りましたね。今ので打っても良かったんじゃないでしょうか、彼は。」
実況「そうですね。さぁ、いす追い込まれました。」
解説「それはそうと、こずえは彼のストライクゾーンにズバズバ放り込んでいますね。これは危険ですねぇ。」
実況「そうですね。」
解説「彼がグリップを握りなおしましたよ。次に甘い球が来たら打つでしょう。」
実況「さぁ、こずえがセットポジションから振りかぶって……投げましたッ!」
解説「出た! 『デートでおめかし』ですよッ!」
実況「おおっと、また見逃したぁ!! いや、見過ごしたと言っても良いのではないでしょうか! こずえの渾身の力をこめた球だったはずなのに、これは一体どういうことだぁ!?」
球審「ボゥーールッ!」
実況「外角に外れましたっ。」
解説「これは『ふりふり』ですね……。」
実況「なるほど……彼には打てない球種だったんですか?」
解説「ええ、今のシーンをVTRで見てみますと、こずえが球を指から離した瞬間には、もう彼は目をそらしていますよ。その速さと言ったらキリンさんパジャマ並みではないでしょうか。」
実況「速攻ですね。」
解説「見て下さい。彼の落胆ぶりと言ったら、こちらまで可哀想になってくるほどですよ。」
実況「そうですねぇ。」
実況「さて、こずえ、またクイックモーションで……投げましたッ。」
解説「この球は『酒に酔った勢い』ですね。」
実況「あっと、バットを止めたッ! が、当たってしまいましたぁっ。打たされた、打たされました。ボールは一塁線をふらふらっと飛んでいきますがどうやらファールのようです。」
解説「どうやらファール(無かったこと)になるようですね。」
実況「おっと、ここでこずえはタイムを取りました。間を嫌ったんですかね。」
解説「彼は果敢にスタンスをとって、早く来てくれと言わんばかりですね。」
実況「こずえ、投球モーションに入って……あっと、また足を外しました。そうとう嫌ってますね。」
解説「いけませんねぇ。彼のせつなさゲージがもう限界まで溜まってますよ。」
実況「さぁ、こずえ、クイックモーションから投げたぁっ!」
解説「速いッ! 『つまづいた所を抱きとめる』だぁっ!」
実況「いす見逃したぁっ!」
球審「ストライーーーークッ! バッターアウッ!」
実況「見送り三振だぁ!」
解説「いや~、やられましたねぇ。」
実況「見送ってしまいましたね。」
解説「そうですねぇ、2つもド真ん中ストライクゾーンを見せられておきながらタイムタイムの連続であまりに待たされてせつなさが炸裂してしまったようです。最後の球があまりにもあっさりしすぎて見送ってしまった感じですね。」
実況「なるほど。彼もさぞかし消化不良のバッターボックスだったことでしょう。いす、この回のこずえを打つことが出来ませんでしたっ。」

第2打席(可憐シナリオ)

実況「さ、夢の4割バッター、ダメ人間界のイチ炉ォこと、いすがバッターボックスに入ります。」
実況「マウンドには可憐が上がっております。」
解説「L氏から可憐について聞いたことがあるんですが、まったく外見しか触れられていないという内容のものだったので、あまり参考になりません。」
実況「伝説の黒のレオタードアイドルですか。」
解説「想像するとお笑い芸人のようですけどね。」
実況「さて、マウンドの可憐セットポジションから振りかぶって……投げましたっ!」
解説「おっと、『おでこが広い』ですか。」
球審「ボゥール!」
実況「今のは萌えポイントに入るんですか?」
解説「おでこの生え際が見えている髪型に萌える人も多いと聞きます。そんなうちの一つなんじゃないでしょうか。」
実況「彼のストライクゾーンからは大きく外れているようですね。彼は見送りました。」
解説「特に違和感の無い髪型をしていて『おでこが広い』と言われても特に感慨は無いでしょうね。むしろ誰彼のそらまめちゃんに対する侮辱ですよ、それは。」
実況「リアルリアリティ、ですか。」
解説「リアルリアリティ、ですね。」
実況「さぁ可憐、投球モーションから第2球を……投げました!」
解説「出ました、『水着シーン』ですね。」
実況「あっと、いすバットを出しました! しかし力が抜けているっ! かなりやる気の無いスイングだぁっ!」
解説「無理に当てに行っただけのようですね。」
実況「当たったっ! しかしボテボテの当たりがピッチャーの前へ! あー、ピッチャーゴロですね。可憐、ファーストへ送球してアウトです。」
解説「やはり、タイミングも何も彼には合わないピッチャーでしたね。」
実況「いす、この回は投ゴロに倒れました。」

第3打席(いずみシナリオ)

実況「お聞きください。この割れんばかりの歓声を。いすの登場です。」
解説「今日はまだノーヒットですけどね。」
実況「マウンドにはこの回から、いずみが上がっております。」
解説「『ボーイッシュ系』ですか。彼なら打てないことは無いでしょうけど、微妙ですね。」
実況「しかし、社長令嬢ですよ。彼はお嬢様属性よりも、むしろ貧困属性では?」
解説「おそらくそれはただの設定に過ぎないでしょう。それを衣に着せない点をアピールするための、ね。」
実況「なるほど。」
解説「いずみで注目すべきは、やはり眉じゃないでしょうか?」
実況「そう言えば彼もいずみのことをケンシロウと呼んでましたね。」
解説「バカにしきってナメてかかってますね。火傷しなければ良いのですが……。」
実況「さて、いずみ、サインの交換も終わって第1球を……投げました!」
解説「いきなり『パフェ』ですかっ!」
実況「外角低め!」
球審「ストライーーーーークですぅ!
実況「きわどいコースですが決まりましたね。」
解説「千紗は偉大だったと言うことですか。」
実況「さあいずみ、モーションに入って……投げました!」
解説「なんと、『ホラー映画』ですよ!」
実況「またしても外角低めかぁっ!!」
球審「ボーーーール、だよ!
実況「うぐぅ…。」
解説「うぐぅ…。」
実況「外れましたね……。」
解説「所詮、うぐぅはうぐぅだったと言うことですね。」
実況「いずみ、振りかぶって第3球を……投げましたっ!」
解説「これも甘いですよ! 『温泉旅行の思い出』です!」
実況「打ったぁっ! 打球はライト前へ一直線に飛んでいきました!」
解説「彼お得意の外角低めの流し打ちですね。」
実況「さあ、次のバッターですが…牽制球だっ!」
解説「危ない!」
塁審「セーフ!」
実況「間一髪でしたね。」
解説「これは怖いですね。」
実況「さぁ、次のバッターがボックスに…また牽制!!」
塁審「……セーフっ!」
解説「今のギリギリですよ。」
実況「いやぁ、執拗なまでの牽制が続いていますね。」
解説「いずみの本領発揮と言ったところでしょう。」
実況「さぁ、次のバッターがボックスで構え…また牽制!!」
解説「危ない!」
実況「おぉっと、牽制球がそれて彼のわき腹に直撃しました! いす、もがいています! こぼれたボールをファーストが拾ってタッチアウトです。」
塁審「アウトォ!」
実況「……恐ろしいですね。」
解説「要領としては旗つつみ(プロゴルファー猿)と同じなんですが、いやまったく恐れ入ります。」
実況「いす、ライト前にヒットを打ちましたが、執拗なまでの牽制に牽制死という結果になってしまいました。」
解説「あー、タンカで運ばれていきますね。」
実況「ご愁傷様です。」

第4打席(唯シナリオ)

実況「タンカで運ばれたはずの彼がグラウンドに戻ってまいりました。いすがバッターボックスに入ります。」
解説「しかしもう体力と気力が残り少ないでしょう。あとはヒロイン2名とホームラン予告が出ている2名を打つのが限界だと思いますよ。」
実況「この回のマウンドには、唯が上がっております。」
解説「主役の登場ですね。好勝負が期待出来るでしょう。」
実況「唯、じっくりとサイン交換を行って第1球を……投げました!」
解説「出た! 必殺の『お兄ちゃん』ですよ!」
実況「しかし、いす微動だにしなーーーい!」
球審「ボゥーール。」
実況「やはり、彼へのストライクゾーンには簡単に入りませんね。」
解説「この系統への選球眼は天下一品ですからね。」
実況「さあ、唯、第2球を……投げました!」
解説「『おだんご頭』だぁっ!」
球審「ボゥーーール!」
実況「惜しい所ではありますがボールカウントです!」
解説「実に惜しいですね。」
実況「唯、振りかぶって第3球を……投げました!」
解説「これも強烈! 『10年間の秘めた想い』ですよ!」
球審「ボゥール。」
実況「惜しくも外れました。カウントはノースリー。」
解説「彼はまったくピンと来てませんね。」
実況「今のは打ちにいっても良かったんじゃないでしょうか?」
解説「彼はこの系統への選球眼は鋭いですから。」
実況「さぁ唯、第4球を……投げました!!」
解説「出ました、『髪を梳いたら大人っぽいんだから』です!」
実況「あぁっと、すっぽ抜け!」
球審「ボール、フォアボール!」
実況「あぁー、いす、全て見送りでフォアボールです。」
解説「どうも彼にはあまり合わなかったようですね。」

第5打席(桜子シナリオ)

実況「この気合いを見て下さい! これまでのうっぷんを晴らすかのような素振りの鋭さ! いす、登場です。」
解説「力みすぎなければ良いのですが……。」
実況「マウンドには桜子が上がっています。」
解説「今の今までブルペンでも見なかった投手ですね。」
実況「ええ、攻略サイトを見るまで解からなかったと聞いてます。」
解説「なるほど。」
実況「さぁ、マウンドの桜子、振りかぶって第1球を……投げました!」
解説「これは! 『病床に伏せる儚い娘』!」
球審「ストライーーーーークッッ!!」
実況「直球ド真ん中だぁ!!」
解説「彼の眼がギラギラに光っていますね。これは危険ですよ。」
実況「桜子、大きく振りかぶって第2球を……投げました!」
解説「これもいけません! 『些細なことで嬉しそうに微笑む』ですよ!」
球審「スットライーーーーーク!」
実況「また直球ド真ん中ぁ~!」
解説「見て下さい。彼はもうかなり夢中ですよ。」
実況「久々に吼えるのか、ライオンハァート! さぁ、桜子、振りかぶって第3球を……投げました!」
解説「甘く入る変化球! 『実はかなりのタレ目』ですよ!」
実況「おっと、いす、カットしました。カットしてファール。」
解説「今の球でも打てたんでしょうが、もっと良い球を狙っていますね。」
実況「カウントはツーナッシング、桜子、振りかぶって……投げました!」
解説「甘すぎるぅ! 『あ、雪…』ですよ!!」
実況「いす振りぬいたァッ! が、自打球! 自打球! これは痛そうだぁ!」
解説「いきなり画像エフェクト(雪の効果)まで使われて目がくらんだようですね。」
実況「しかし、すぐにバッターボックスに戻りました。むしろヤル気満々です!」
解説「何かが起きる予感がします……。」
実況「さあ、桜子がモーションから……投げましたっ!」
解説「ボールが消えたっ!? 『せっかく検査の結果が(以下自主規制)』ですよ!」
実況「いす、無我夢中で振りぬく! ボールは……あぁっ! また自打球だ! 自打球です! 先ほどと同じ所に自打球です!」
解説「これは痛いですよ……先ほどの『あ、雪…』がリフレインして耐えられないモノになってますよ。」
実況「早速、救護班の美佐子さんが駆け寄って手当てをしています。」
解説「……これはいけません!」
実況「どうしました!?」
解説「美佐子さん、傷口に塩を塗りこんでますよ!
実況「おおっと、本当だぁ! 一見優しそうに手当てする美佐子さんですが、実は塩を塗りこんでいます! これにはさすがにの彼も大号泣だぁ! 爆涙だぁぁ!!」
解説「ノックアウト寸前ですね。」
実況「しかし、ふらつきながらも果敢に立ち上がり、バッターボックスに入り、桜子と再対面します!」
解説「さぁ勝負所です。」
実況「マウンドの桜子、振りかぶって第6球を……投げましたっ!」
解説「これはッ! 『駅前で待合せ、季節は冬、ひらスカ&ショール』ですよ!」
実況「いす、振りぬいて……ああっ! また自打球だぁ!」
解説「これはキツい……。」
実況「さきほどとは違う所に当たったようですね。」
解説「Kanonの栞からもらった古傷に激中してしまったようです。」
実況「いす、バッターボックス横で悶絶しています。」
解説「いかに古傷と言えども、これには弱いみたいですね。」
実況「さあ、仕切りなおして、マウンドの桜子、第7球を……投げました!」
解説「もうダメ、見てらんない! 『冬の海辺できゃっきゃっと無邪気に遊んでひらスカが舞い跳ねる』ですよォ!」
実況「いす、渾身の力をこめて振りぬいたァ!!」
解説「見て下さい! 彼の視線(マウスポインタ)はひらひら舞ってるアレにクギ付け(クリッククリッククリックゥ!)です!」
実況「打ったボールはセンターの頭上を越えていく! センター追いかけるがもう見送った! ボールはバックスクリーンの遥か上に吸い込まれていくぅ! 入った! 入った、ホーームラァーーーン!!」
解説「素晴らしいバッティングでしたね。」
実況「一塁を回った彼がボールを見送ってガッツポーズ! そして吼えるぅぅ!」
いす「GUUWOOOOOOO!!」
実況「出ましたぁ、超誰彼の超咆哮だぁ!」
解説「彼も久しぶりのホームランですねぇ。」
実況「そうですねぇ、対ミルキィシーズン戦以来のホームランですね。彼はその試合で12打席8安打2ホーマーの大活躍でしたからね。」
解説「ホームラン打っちゃダメなキャラからも打っちゃってますからねぇ。」
実況「さぁ、ダイヤモンドを一周してホームイン! いす、爽やかな笑顔でベンチに戻っていきましたっ!」

第6打席(友美シナリオ)

実況「さぁ、さきほどはバックスクリーン越えの見事なホームランを打ったいすが打席に入ります。対するマウンド上は友美。」
解説「もう一人のヒロイン格ですね。」
実況「彼はまた打てるでしょうか?」
解説「いやぁ~、無理でしょう。見て下さい、バットを片手で持って肩にかけてます。打つ気のかけらも見えませんよ。」
実況「実況席としては辛い打席になりそうです。」
実況「さぁ、マウンド上の友美、振りかぶって第1球を……投げました!」
解説「危ないっ! 『ストーカーの気配』ですよ!」
球審「ボール。」
実況「危険球です。ボールはバッターボックスに立つ、いすの頭をかすめていきました。」
解説「ものすごい危険球ですねぇ。誰がストーキングをしているかは即座に解かるんですが、むしろ友美が主人公に対してそんな気配を持っているところが怖いですよ。」
実況「シャドウストーカーに似た手口ですね。実際には芳樹がいるんですが。」
実況「友美、セットポジションから第2球を……投げました!」
解説「また危険球! 『芳樹』ですよ!」
球審「ボール。」
実況「これは……友美の球なんですか?」
解説「シナリオのキャラ配置から見てそうなんでしょう。」
実況「おおっと、バッターボックスの彼は腹を抱えて笑っています!」
解説「魔界村で前知識を身に付けてしまいましたからね。彼にはもう校舎の壁をめり込みながら登っていく姿しか想像つかないでしょう。もはやそれ待ちです。」
実況「おっと、サードの芳樹が前進守備です。バントを警戒してのことでしょうか。」
解説「この場面でバントは無いでしょう。」
実況「バッターボックスのいすが……おおっと、予告ホームランかぁ!? いや、バットをサードの芳樹に向けています。」
解説「顔面を打ち抜くつもりですよ!」
実況「それを受けて芳樹が通常の守備位置に戻っていきます。」
芳樹「きっついなぁ……。」
実況「……。」
解説「……。」
実況「早くめり込みながら壁を登りやがれ!!」
解説「アンタが熱くなるな。」
実況「すいません。おおっと、バッターボックスのいすはまた笑い転げています! 笑い死にそうな勢いです!」
実況「さあ、気を取り直して友美、第3球を……投げました!!」
解説「また危険球! 『芳樹の射精シーン』ですよ!!」
実況「ああっ! デッドボール! デッドボールです!!」
解説「いけません、3球連続で危険球ですよ……。」
実況「おおっと、いす、怒った! 怒った! マウンドに向かって走……いや、サードだ! サードの芳樹に向かって走っていくぅ!」
解説「これはベンチサイドも黙っていませんよ!」
実況「おおっと、両軍入り乱れての乱闘かぁ!? ベンチから全軍突撃ガンパレード・マーチぃ!」
解説「サードを見て下さい!」
実況「おおっ、サード芳樹に掴みかかったいすが、芳樹をタコ殴りだぁ!」
解説「両軍もサード付近に集まってまいりましたねぇ。」
実況「鬼神の如き怒りに溢れるいすを止め……ない! 両軍ともに芳樹をタコ殴りだぁ!」
解説「よくあることですね。」
実況「CM! 一旦、CMです! 事態の収拾までしばらくお待ちくださーい!」
CM「驚異のワンナップシステム! ヨッシ(以下削除)」
実況「CMの途中ですが、番組を続行します。CM中、大変お見苦しい点があったことをお詫びいたします。」
解説「オニキスじゃないんですか?」
実況「気にすると火傷するので気にしてはいけません。」
実況「さて、乱闘は一応の収拾はついたようですね。」
解説「ええ、もう試合も続行でしょう。」
実況「結局、さきほどの乱闘で芳樹が退場になっています。バッターのいすはデッドボールと言う結果で試合続行です。」

第7打席(久美子シナリオ)

実況「おそらくは最終打席となります、本日6打数2安打1ホームランの、いすが打席に入ります。」
解説「打率は3割、まずまずの結果ですね。」
実況「マウンド上には久美子が入っています。」
解説「特にいすが得意とするキャラではありませんねぇ。L氏からはホームラン予告が出ていますが……。」
実況「能天気なお下げのそばかす娘ですね。」
解説「そうですね。彼が打てるとしたら『ほのぼのした雰囲気』ぐらいのものでしょうか。」
実況「起死回生の一発に期待ということですね。」
解説「むしろ、『くみこ』とうつと『九巫女』と変換されてしまう彼のIMEをなんとかして欲しいですね。」
実況「さぁ、久美子、振りかぶって第1球を……投げました!」
解説「おお、『いいなぁ…わたしも、あなたみたいなお兄さんが欲しい。』ですよ!」
球審「ストライーーーーク!!」
実況「いきなり直球ド真ん中でしたねぇ。」
解説「予想だにしない展開ですよ、これは。」
実況「マウンド上の久美子、大きく振りかぶって第2球を……投げました。」
解説「これはトリッキィだ! 『がまぐち笑顔でお兄ちゃん、そしてうるうる』ですよ!」
実況「きわどいコースだっ! 審判もコールを溜めているっ!」
球審「ストライィーーク!!」
実況「ストライクだぁ~。今のコースは本当に微妙ですねぇ。」
解説「家出してしまったと言う背景が効いてますねぇ。実に効果的でした。」
実況「さて、いす追い込まれました。久美子、振りかぶって第3球を……投げました!」
解説「これはいけません! 『不意打ちキッスで驚きと戸惑い』ですよ!」
実況「このCGは反則気味だぁ! いす、思いっきり振りぬいたぁ!」
解説「純真無垢な少女にコレでは打たれてしまいますよっ!」
実況「打った打球は高く高く上がっていったぁ! ライトフェンス直撃の長打コースかぁ!」
解説「いえ、追い風ですよ! 『脱いだらややある』ですよ! 『何も知らない純粋な瞳』ですよ! 『ひらひらスカート』ですよォ! トドメに『ラストは内巻きショートカット』ォォォォ!!
実況「ああっ! 入った! フェンス際一杯、入りました! いす、本日2本目のホームラン!」
解説「凄まじい突風でしたねぇ。」
実況「まさに神風! いす、今ゆっくりとホームイン! この試合を綺麗に締めくくりましたぁっ!」

ヒーローインタビュー

実況「それでは、ヒーローインタビューです。どうぞ。」
アナ「実況席、実況席。本日2ホーマーを放ったいす選手のヒーローインタビューです。」
いす「どーも。」
アナ「今日の打席を振り返って下さい。まず、第1打席はこずえに三振でしたね。」
いす「そうですね。タイムを待っているのが辛くてクイックモーションに付いていけませんでした。」
アナ「第2打席は可憐にピッチャーゴロ。」
いす「ええ、アレとは波長が合いませんよ。」
アナ「第3打席ではいずみにライト前ヒットでしたね。」
いす「実に同級生らしい展開で打ちやすかったですね。アレが最も同級生らしいシナリオじゃないでしょうか。でも、いずみの牽制が凄すぎて……まぁ、その辺りも同級生らしいと言えばそうなんですけどね。」
アナ「第4打席は唯にフォアボール。」
いす「期待していたんですが、ストライクゾーンにはまったく来なくて……。」
アナ「そして第5打席では桜子から特大のホームランでしたね。」
いす「会心の一撃でした。見事にハマッてしまいましたね。」
アナ「第6打席は友美からデッドボール。」
いす「すいません。よく覚えてません。」
アナ「第7打席では、久美子からまたしてもライトスタンドへホームラン。」
いす「打った時はどうなるかと思いましたけど、追い風に乗って入っちゃいました。」
アナ「本日の対戦を振り返ってどうでした?」
いす「非常に楽しい試合でしたね。桜子ちゃんラヴ。」
アナ「いす選手でした! ありがとうございました。それでは実況席、お願いします。」
実況「ありがとうございました。それでは時間も迫ってまいりましたので、今日の試合中継は終了させていただきたいと思います。解説は●●さんでした、●●さん、ありがとうございました。」
解説「阿…。」
実況「もうええっちゅーねん!」
実況「この番組は、いつも心にときめきを…漢塾の提供でお送りいたしました。」

2002-04-08

思い出もユーラ…


 昨今のゲームにキャラクターボイスが入っているのは当たり前の時代になってきている。あの Final Fantasy X ですらついているのだ。
 そんなゲームの中で、 Close to は2001年最高のイチ推しゲーなのですが、極端にネタが少ないので飽きっぽい俺はなかなか萌えの持続が難しいですね。
 当然ながらその Close to にもキャラクターボイスが付いているのですが、その Close to の遊那のキャラクターボイスに、麻績村まゆ子(以下、おみまゆ)さんと言う声優さんがいます。そのおみまゆさんがベストアルバムを出したそうなので、K氏やY氏がCVの歌というネタを多分に持ち合わせているので、俺もそれに乗ってみました。この斬るか斬られるかの世界では自分専用の武器が必要ですからね。シャア専用ザクみたいな(違)
 ちなみに、それをおみまゆさんにした理由は「発売されてすぐ」「萌えランに入っているキャラクターボイス」「ラジオで宣伝してたから」という理由で、他には理由がありません。おみまゆさんが声を吹き込んでいるキャラについてはA氏に教えてもらいましたが、 Close to の遊那しか解かりませんでした。おみまゆさん自身のキャラも「遊那そのまま」とぐらいしかM氏には聞いていませんでした。こういうモノは自分で調べるのが基本らしく、誰も詳しいことは教えてくれません。体当たりで逝けって事ですな。
 と、いうワケで麻績村まゆ子さんのベストアルバムをゲット。その時に「麻績村まゆ子イベント参加券」というものがオマケに付いてきました。
 それで先日、そのイベントへ行ってきましたので、そのレポートをしたいと思います。
 ちなみに俺は声優というものに興味を持って約3ヶ月です。こう言ったイベントには初参加なのでツッコミ足りない至らない点があるかと思いますが俺が感じた感想を素直に書き綴っていこうと思います。それまでの声萌えというと、声優と言うよりもむしろキャラクターの声から連想されるキャラ萌え。
 時と場所は、桜も散りし三宮。
 久々に神戸までやってきました。歩いて遊んだことがある地とは言えさすがに見知らぬ土地なので、朝早くに到着した俺は、開催場所のゲーマーズの場所を確認して車の中でその開催時間まで爆睡しました。しかしその開店前のゲーマーズの前には人がいたのですが……もしそれがこのイベント目当ての人だとしたら正直俺には荷が重かったカモ……と、戦う前からすでに負け犬気味の俺。人っ子一人いない閑散としたアーケード街にたたずむ青年。彼の行方を気にかけながら眠りにつきました。
 開催10分前に携帯電話が鳴るように設定しておいたのですが、30分前に車内が暑くて起きてしまいました。ええ、決して期待という第6感(小宇宙)が高まって起きた訳ではないですよ?(ぉ
 今から行くと時間を持て余しそうなので、ピープルウォッチングでもして過ごすことに。
 前々から思っていたし、友人間での意見も同じなのですが、神戸は可愛い娘が多い。いや、これホントに。全体的にレヴェルが高いような……。舶来都市独特の綺麗な街並の雰囲気がそう感じさせているのかも知れませんが。
 さて、そんな三宮の街並を堪能してゲーマーズに出発です。現実から一気にヴァーチャルワールドへ。なんだか文章にまとまりが無くて読みづらいかも知れませんが、俺は心の入れ替えは得意です(謎)
 とりあえずはゲーマーズ神戸三宮店の店内を見て回りました。かなり普通っぽいですな。大阪日本橋とは比べ物にならないほどピンク色に欠けています。これが本当にあのゲーマーズなのか? 確かにデジキャラットコーナーとかはあるんだけど店舗の奥に設置されています。前面は雑誌コーナーでコンビニみたいな配置です。CDコーナーにはJ-POPが前面に並んでいたような気がします。なんだか落ち着きません(マテ
 しかし店内ではエンドレスループで「ドリルがルンルン クルルンルン」がBGMに流れており、いすちんノリノリ。俺が聞いていた限りでは、確実に5回はループしていたはず。
 CDコーナーから雑誌コーナー、単行本コーナーへ回った時に店内アナウンスで、
「ただいまから、麻績村まゆ子さんのイベントを~~チケットをお持ちのお客様は~~」
 と入りました。
 うむ、それでは行こうか。
 イベントの会場は5m×10m程度の小さなスペース。配管が剥き出しであることやプライズマシンなどが置いてあることから、どう見ても物置きのような場所の気がするが、床・壁・天井に至るまでホワイトペイントされているのでイベントスペース兼用の場所なのだろう。
 ざっと見て10人程度の参加者と6人程度のスタッフが居た。
 参加券には「すくすく発売記念イベント」としか記載されていなかったが、ポスターを見るにどうやら「すくすく発売記念 サイン&握手会」の模様。
 スタッフに参加券を渡してそのスペースに入場するが、座席や立ち位置の指定などは何も無いのでとりあえず端の方に立って待つ。……が、参加者の方々は座って待っているようなのでそれに習う。再度言うが、こういうイベントは始めてなので隣に習うしかあるまい。
 俺の後にも参加者は入ってきており、総勢30名弱といったところか。
 待つこと3分ほどで、おみまゆさんがサクサク登場。
 前説も何も無しで、おみまゆさんはマイクを持ってトークが始まる。
「すくすく発売記念イベントですぅ~、えー神戸ですぅ。神戸にですね~来てぇ最初に思ったことはぁ、ゴミは分けて出すのかなぁと~~」
 いきなりゴミの話題かい!!
 アルバムの発売記念あんま関係あれへんやんけ! このアルバムを作ったきっかけとか選曲のスタンスとか色々あるだろうがッ!!
 ……おそらくイベント参加者全員、心の闇の中で総ツッコミだと思われるが……この時は参加者のノリがいまいち解からなかった状態なので、なんとも言えない。
 しかし話の途中で、さすがのおみまゆさんも総ポカーン状態のイベント参加者に気付いたらしく、話を戻したり戻しすぎてどこかへイってしまったりする。いや、ここから地球環境問題を歌う「ペンギン皆兄弟」に繋ぐなら凄い切り口かもしれない。
 さて、アルバムCDのジャケット等にもおみまゆさんの写真はあったが、実際のおみまゆさんは思ったよりもかなり小柄な印象だった。あとはアルバムの写真と同じ印象。たぶんここで言うと俺はファンに殺されるので言わない。でも、声優さんは皆あんな感じなのかも。話し方や雰囲気といったキャラクターなども、おみまゆさんのオフィシャルサイトにある日記とまったく同じようなイイ感じ宇宙であった。
 当然ながら、俺は外見うんぬんよりも、おみまゆさんの声に惹かれているので全然問題無いです。イイ! オフィシャルサイトの日記を見てからは、さらにそのキャラクターにも惚れましたネ。もう、惚れた! 萌え!(マテ
 商品(声優の場合は声や演技力といった所か)が良ければ問題無い。
 さて、このおみまゆ節も慣れると良い感じ宇宙になってくるから不思議だ。困ったものだ。って言うか、俺が。いや、ここにいる全員か。俺はこの時点で既にお腹いっぱいである。激しく癒し(ぉ
 ひとしきりおみまゆワールドを全力発信した後は、質問コーナーとなった。勇気ある猛者たちの挙手による質問が、おみまゆさんに投げかけられる。
 今後の活動や、得意な料理の話、今年は花見に行けましたか~? 等の質問があったように思う。
 しかしこのイベントの日の朝にやっていた新番組の話題を言われてもさっぱり解からない。精進しなければならないようだ。と言うか、おみまゆさんについての接点と言えば Close to しか無いので、このあたりの話題は俺には辛い部分だ。
 Close to の今後の活動なら俺も聞きたかったが、Close to についてはもうあまり活動は無さそうな雰囲気なので困ったちゃん扱いされるのは嫌過ぎると言うかむしろ刺されそうなので質問コーナーは静かに見守っていた。
 得意な料理の話では、おみまゆさんの得意料理はどうやらシチューらしい。作り方などを説明していたが、最後の最後で、
「でも、たまに美味しかったり美味しくなかったりするんですよぉ~」
 アンタそれ得意料理っちゃうんかッッッ!!
 ……あかん、ツッコミてぇ。でも目立つのは勘弁。参加者の皆様は関西人じゃないのか。誰か勇者はいてくれないものか。うぅ。
 質問コーナーが終わると、握手会に入るらしい。
 ここでマイクを切ろうとおみまゆさんがCDラジカセのボタンを押すが、何かのCDが回って流れる。この流れたCDはネタとして笑えるものらしく、参加者たちはどっと沸いていたが俺にはサッパリ……とりあえず、参加者の皆さんに合わせて笑っておく(超負け犬)
 このCDラジカセ誤操作を2~3回繰り返したのち、握手会が始まった。
 1人ずつ握手して退場となるらしい。「これからも頑張って下さいね」とか「CD良かったです」とか一言声をかけて握手して終わるものだと思っていたが、どうやら1人1~2分はおみまゆさんと話せる模様。と言うか、その場の雰囲気から言って1~2分は軽く話さなければならない模様。
 ピンチだ。ピンチだYO! 超ピンチだYO! おみまゆさんについては Close to しか知らない俺に、そんなに長い時間が持つわけが無い。 Close to のことを持ち出したらきっと困ったちゃん扱い(先入観)だろうし、何を話せばいいんだ。とりあえず無難に「これからも頑張って下さい」って言っとくか。今後のおみまゆさんの出演予定なんて、さっきの質問コーナーで聞いた1つしか知らないけど。あとは……あとは……そうだ、K氏から聞いた言葉の真意を尋ねてみるか。ってダメやん。「なぜ今、おみまゆ?」「おみまゆは4~5年前が一番脂がのっていたような……」……なんて絶対にダメだ。これは間違い無く刺される。俺が。あとは……あとは……うむ、アルバムCDの感想でも言っとこう。それしかあるまい。いやむしろそれしか俺にはネタが無い。あぁ、お菓子とか持ってきちゃってる人とかいるよ。ああ、なんてこった。俺も何かネタを仕込んでおくんだった。三重なら赤福だろ。もしくは伊勢海老。エビ? イイネェ。激しく後悔。激しく誰彼。
 とか考えているうちに俺の番が。
自分「あー、はじめまして」
おみまゆ「どうもぉ、はじめましてぇ」
 などとごく普通の挨拶を交わして、サインを手渡しで受けとって握手……ちっこい手やな。
 握手した手を放すと、なぜか手をゆらゆらとさせて不思議そうな瞳をするおみまゆさん。どう見ても握手をまだ求めている。あぁ、そう言えば俺の前に握手してた参加者さんたちは握手しながら話してたような気がする。握手しながらは何か話しにくい気がするが……手を差し出すと今度は両手で握られた。優しいのか、ファンサービス精神旺盛なのか、天然なのか……どう考えても1択な気も。
自分「このアルバムでおみまゆさんの歌を始めて聞いたんですよー」
おみまゆ「あー、そうなんですかぁ、ありがとうございますぅ」
自分「このアルバムの中だと2曲ぐらい好きな曲があったっス」
おみまゆ「うんうんー」
 お、サイン色紙の中にト音記号が。たぶん、これはサインの一部分じゃあ無いよなぁ。飾り文字か?
 おみまゆさんは俺の視線に気付いたらしく、
おみまゆ「あ、このこれはぁ、音楽の楽譜の中にある、あの~あれですぅ」
自分「あぁ、そうなんですか、ハハハ」
 それは知ってる、知ってるって。誰でも知ってるって。
 そしてサインの上には「思い出も、ユーラ…」と書いてあった。一見して、
自分「このユーラって、なにかのキャラなんスかね?」
 すまんス。ユーラなんてキャラ知らんです。遊那の間違いであってくれ。って言うか、ナとラじゃ全然違うだろ。むしろこのぐらい漢字で書いて頂きたいのは俺だけなんですか。
おみまゆ「あ、これはユーラってタイトルとかじゃなくてぇん、思い出がゆ~らゆ~らって意味のユーラなんですよぉ~」
 あかんッ! 来たッ! 激ツボ癒しッ!(意味不明)
 しかも小首をかしげてゆらゆらされとるッ!?
 小隊長殿ぉ! ここはもうダメですぅ! 持ちませぇんッッ! 小隊長殿ぉ! 小隊長殿ォォ!!
 この、「手のゆらゆらから、ユーラと小首かしげてゆらゆら」のやりとりで俺はおみまゆワールドに完全に感化されてしまいました。昇天。合掌。感染。宇宙。
 激しく癒されつつも、最後には「これからも頑張って下さい」と言えたのは奇跡かも知れない(ぉ
 とまぁ、ここでイベント会場からは退場と相成りました。
 総じた感想として、懸念したファン層もそうそう入れ込んでいるような人物はいないようでマナーもノリも悪くなく、実にアットホームなイベントでございました。数名ちょっとハシャいでいたように見えますが、友人と一緒であったことから考えてネタである可能性は大ですね。そんな程度の軽いものだったし。むしろサクラ的存在で良いように思う。
 アルバムを買ったオマケでこのようなイベントに参加できるなら、なかなかお得なオマケのような気もしますね。ただ、遠路はるばる240kmを押して行くようなものでは無いかもしれない。今回は初参加モノだったので、色々と目新しいことがあって良かったです。
 こんな感じなら、また行ってもいいかもしれない声優さんイベント。でも、次もおみまゆさんかどうかは……謎だ(笑)
 以上でハジメテの声優さんイベントレポートを終わります。

2002-04-01

Final Fantasy X


 ハードをプレイステーション2に移行して登場した、FF10。PS2普及の起爆剤となり、DVDプレイヤーとしてPS2を使っている家庭も多いようです。
 FF9はレビューしないままクリアしてしまいましたが、今回のFF10は一応メモを取ってありますのでそれを纏めてレビューにしたいと思います。
 主人公はザナルカンドという繁栄を極める都市に住む青年。ブリッツボールという水球のような競技チームでエース役をかっています。このブリッツボールはザナルナンドを含む全世界に広まっているスポーツのようで、現実で言えば野球やサッカーのようなスポーツです。そんなスポーツチーム「ザナルカンドエイブス」のエースですから、その人気たるやスーパーヒーロー級。現実で言えばイチローのような存在なのです。
 ストーリーは、上記のような主人公ティーダが突然ザナルカンドを襲撃した怪物「シン」に呑みこまれるところから始まります。
 FF6から始まった、シナリオ導入部分の近代化。現実に生きるプレイヤーをゲーム世界に引き込みやすくする目的なんでしょうけど……今回はあまり現実味がない(笑)
 ムービーは今回もやたらと綺麗です。激しく進化していますね。特に水を表現するグラフィックは驚異的に美麗。海とか波とか水しぶきとか。
 シンに呑みこまれたティーダは、海辺の遺跡に漂流。
 この遺跡のダンジョン……やたらと画面が暗すぎ!
 部屋の明かりを消してTVの明るさを最大にしないと背景の描き込みが見えません。普通に歩くことすらままならない状態で、壁に当たりまくりながらの捜索となりました。
 ザコモンスターとかボスモンスターはシナリオ序盤らしく弱過ぎるので特に無し。
 謎の言語を話す人間たちと別れ、ティーダはまた漂流します。今度は珊瑚が綺麗な海に漂着しました。
 その村の名前はビサイド村。
 そこでブリッツボールチーム「ビサイドオーラカ」を率いるワッカ、召還士ユウナ、魔道士ルールーと出会います。その後はロンゾ族のキマリが仲間に加わります。
 召還士は旅をして召喚獣を集めて修行し、シンを倒すんだとか……。その召還士の旅のお供がガードと呼ばれる守衛役で、ユーナのガードはワッカとルールーだそうですが、ワッカはブリッツボールを終わらせてからガードになるようです。
 だからと言って戦闘で戦ってくれないわけでもないので安心。
 しかし、ワッカの戦闘方法がただボールをぶつけるだけと言う非常に殺傷力のないものなのが気にかかる……ボールはゴムボールっぽいし。
 ルールーの通常戦闘もぬいぐるみがモンスターを襲うというある意味怖いものですが、ルールーは魔法戦闘が主力なのであまり気になりません。良いでしょう。
 キマリは槍が武器でなかなか良い感じなのですが、いかんせんオーバードライヴ技が使えない「敵の技」……。
 ユウナは召還士ですが、白魔道士でもあり主に回復役ですね。今回の召喚獣は「ただ召還して攻撃するだけ」というものではなく、パーティーと入れ替わってコマンド入力戦闘するもので、MPは消費しません。序盤は圧倒的な戦闘力で頼りになるというかゲームバランス崩してます。
 なので、ザコ戦闘では多用することなく進めることにしましょう。ボス戦闘では召喚獣オーバードライヴ技1発でカタがついてしまうことが多いのですが、ボス戦は面倒なので多用するということで。
 ザコ戦闘で頃合いを見て召喚獣のオーバードライヴゲージを満タンにしておき、ボス戦闘でオーバードライヴ連発というのが、今回のFF10の簡単な攻略方法でしょうか。まぁ、特殊な例もあるでしょうけど。と言うか無いとつまらん。
 さて、今回のFF10はレベルアップという概念がありません。
 モンスターとの戦闘で貰えるアビリティポイントが溜まるとスフィアレベルが上がるシステムです。このスフィアレベルを消費してスフィア盤というステータスアップをさせるボードの駒を進めてステータスアップ、または魔法などを習得していくシステムです。
 このスフィアシステム……意味もなくやたら面倒くさい。 スフィア盤は各キャラクターほぼ一本道のボードゲームなので、決まった成長しかしないくせにスフィア盤を移動させてスフィアを消費しないと強くならない、かなり面倒なシステムです。
 このスフィア盤がボードゲームらしい役割と働きをみせるのはラスボスが終わってから(1本道が終わる頃のステータスだとラスボスも楽勝)なので、普通にシナリオを進めていく上では邪魔で煩雑なことこの上無いものです。
 正直、「オートで進んでスフィア消費」みたいなコマンドが欲しいところ。
 シナリオのレビューに戻って、場所はルカ。
 ちょっと場所が飛んでますがあまり気にしないで……(笑)
 特にツッコミどころや感慨深い所が無かっただけですので。
 ルカの街は広くて分岐が多いですが、マップ画面の赤い矢印に進めばイベントが進みます。
 ルカではアーロンが仲間になります。
 メガネを掛けて赤マント。しかも片眼……。あまりに狙い過ぎなキャラクターですが、俺的にツボ。
 これからのメインパーティは「ティーダ・ユウナ・アーロン」で確定です。
 ですが、モンスターの属性・特性がハッキリしすぎているので、飛行モンスター系にはワッカ、プリン・エレメンタル系にはルールーを使わざるを得ないですか。
 この後、ミヘン街道を突き進むあたりから、ようやくファイナルファンタジーらしくなってきた気がします。
 ここを越えるとFF10シナリオ前半のヤマ場、ミヘンセッションが始まります。
 TV-CMでも使われていたムービーシーンがありますが……寺院や討伐隊の方々はもう少し戦い方を考えた方が。
 800年間何してやがったコノヤロウドモ。あれではシンのコケラと戦うのが精一杯だろうに……。
 ティーダたちの物語としては中々に盛り上がる部分なのだが、この戦いの有り方に興醒めだって(;´Д`)
 幻光河でリュックが仲間になる。
 ようやく「盗む」要員のリュックが登場だ。非力だが、アビリティコマンド「使う」のアルベド回復薬や、オーバードライヴ技が有用で、しかも水中戦闘も可能なシナリオ後半以降に特に役に立つ戦闘キャラクターだ。「盗む」ばっかりやっててもイイが、シナリオ中(ラストバトル)までは前述の通りティーダ・ユウナ・アーロン主体で行こう。それから育てよう。
 段々とユウナの物語が明らかになってくる。悲しい話だとは思うがティーダが気付かないのでもどかしいばかりだ。
 グアド族のシーモアと一悶着あったりするが放置して雷平原へ。
 雷平原の雷はムカツク……こういうウザッたいダンジョンが一番嫌いだ……(笑)
 ○ボタンを押したはずと思っても雷に当たったり交わせたり。ボタンを押さなければ間違いなく雷に当たるのでボタン判定はあるんだろうけど……。
 次に敵のグラフィックが手抜きなマカラーニャの森。
 このダンジョンでは「チョウ探し」なるイベントがある。これも正直面倒だよ……いまだに未クリア。
 ここを越えると召喚獣がようやく4体になる。ヴァルファーレ、イフリート、イクシオン、シヴァ。今回も雷親父(ラムウ)は不在の模様。イクシオンが出てくるまで、ヴァルファーレは雷属性だとばかり思っていたり(笑)
 砂漠に1人で飛び出してから仲間集め、そしてアルベドのホームへ。
 やはり今回もシドは健在! FF7のような熱いオヤジ仕様のシドになっている。しかもリュックの親でユウナの親戚。
 アルベドのホームを放棄して飛空艇をゲット!
 そのままユウナ救出のために聖ベベル宮へ。
 この時のボス戦(エフレイエ)で初めての全滅を喰らう。ユウナがいない戦闘なので召喚獣に頼ることも出来ず、また回復がアイテムオンリーとなっていた。これまで、ボス戦は殆どが召喚獣のオーバードライヴの一発に頼っていたかが浮き彫りに……。
 聖ベベル宮を出た後、FF10のイメージソングにもなっている「素敵だね」が流れる長いアニメーションムービーシーンがある。
 いや……こんなトコならティーダくんもユウナちゃんも堕ちちゃうダロ……(ぉ
 素敵だねと言うか……素敵過ぎと言うか……(笑)
 あれ? シヴァの次の召喚獣はバハムートですと?
 リヴァイアサンはどこへ逝ったんだYO!
 FF7からリヴァイアサンがやたらと不遇な扱いを受けているような気がするのは俺だけですか。
 FF5あたりでは空の王(バハムート)と海の王(リヴァイアサン)の双竜王だったのに……。
 次はナギ平原。今までのフィールドダンジョンマップに比べて非常に広大な領域を持つ場所だ。シナリオ後の楽しみに色々とありそうな場所である。
 ここではおなじみのモルボルやクァールが登場する。HPの低いクァールはともかく、モルボルは超強敵なので要注意だ。モルボルの「くさい息」を喰らうとほぼ間違いなく全滅コースだ。リボンみたいな防具は無いのかなぁ……。
 ナギ平原ではモンスター訓練場なるものがある。ラスボス後はこれで楽しめそうだ。
 ナギ平原を越えてガガゼト山へ。いまいち役どころの無かったキマリの物語がある。幼女誘拐疑惑?(違)
 ティーダが夢の中をさ迷ったりしてシナリオが明らかになる。
 このあたり、シーモアを含めてボス戦闘がキビしいものになってくる。特に聖地のガーディアンは強力だ。「くさい息」に似たステータス異常攻撃の「フォトンウイング」は最悪。
 この後、ついにシンとの最終決戦に突入。セーブスフィアがあるところなら飛空艇へ戻ることが出来るので、10連クリスタル直前までのラストダンジョン攻略は可能。
 さすがにラストダンジョンらしく、ザコ敵が強力。一番嫌なのがキングベヒーモスの「メテオ反撃」か。全員に4000ぐらいのダメージを食らうので、HPの低いうちはリレイズが必須になる戦闘だ。リレイズを使うのが嫌なら逃げるしかない。また、モルボルグレートの「くさい息」も辛いし、デビルモノリスの「ファラオの呪い」も厄介だ。
 シンとの最終決戦の後、感動的なエンディングが待っている。ユウナの語りに思わず涙。FF10インターナショナルのCMでも使われていたアレだ。
 さて、クリア後の楽しみはこれからだ。
 隠し召喚獣を全部揃えよう。バージ・エボン寺院(入り方などの詳しい解説は攻略本や攻略サイトを見て下さい)でアニマをゲット。
 アニマが取れない場合は、どこかの寺院の試練の宝箱を取り忘れている。後からでも試練に入ることが出来るので再アタックしてください。
 ちなみに、アニマのオーバードライヴは殴りすぎである(笑)
 アニマを取ったらナギ平原のレミアム寺院でメーガス三姉妹をゲット。
 そして七曜の武器を集めよう。七曜の武器とは、FF6からあるアルテマウェポンのような武器のことだ。それぞれ第2段階まで成長させないと使いづらいので、主力メンバーの武器は成長させておきたい。出来るなら全員分……と言いたいところだが、ワッカ(ブリッツボール)、ルールー(雷平原)、キマリ(マカラーニャ)あたりは非常に面倒なこと極まりないので放置しておく。
 となると、自然に主力はティーダ、ユウナ、アーロン、リュックの4人になる。正宗の「さきがけ」はなかなか有用だがゴットハンドの「ギル2倍」のほうが美味しいので、ティーダ、ユウナ、リュックが主力メンバー。リュックの調合も便利なことだし。
 七曜の武器が集まったら、モンスター集めだ。
 へんぴな所にしか登場しないモンスターもいるので頑張るしかない。俺はキノコ岩街道のガルダ、ジョゼ街道のシームルグ探しにてこずりました。
 ガガゼト山のモンスターまではサクサクッと集まっていくと思うが、問題はラストダンジョンとオメガ遺跡。ここはある程度強くなっていないと倒すことで精一杯になってしまうので、レベルアップが先決になる。
 ラストダンジョン到達付近でのレベルアップなら、サボテンダー狩りが一番か。HP800程度でアビリティポイントが8000も貰える美味しい敵だ。最大で3体まで出現するので、サボテンダー3体+AP2倍アビリティでスフィアレベルは6ぐらい上がる。
 サボテンダー狩りに飽きたらラストダンジョン、オメガ遺跡の攻略に入ろう。ここでは普通に敵を倒していくだけでスフィアレベルは1~2ずつ上がっていく。
 他にも「ドライブをAPに」を使った裏技的レベルアップ方法もあるらしいが、俺は使ってないのでよく知らない。モンスター集めをしていれば自然にレベルも上がっていってくれているし。
 モンスター訓練場オリジナルの「すべてをこえしもの」が見たいのですが、まだまだ見れていません。つーか、モンスター訓練場オリジナルモンスターはどれもこれも強すぎ……一撃で20000とか30000とか喰らってどうやって倒せっちゅーねん(笑)
 ま、ある程度強くなればそれなりに戦えるようになってきました。「オートヘイスト+アルテマウェポン+クイックトリック」で30万ダメージぐらいまでなら頑張れるようになってきたので、後は運次第か……?
 もはや、シナリオ本編のラスボスなど1分もたたずに瞬殺してしまうのがFFらしいヨ(笑)