2004-05-21

デモンベイン


 ファントムでの偉業も記憶に古くないニトロプラスの作品。
 DVD-PGからPS2までなかなかのメディア展開を見せていたファントム。それもこれも、あのテキストがあったからこそだった。自分の評価としてもテキストには最高レベルの評価をした。そしてファントム以降のニトロプラスはヴェドゴニアをプレイしたが、いまいち世界観が俺には合わなかった。テキスト自体は面白かったのだが、シナリオが合わなかった感じだ。そしてまた、私はニトロプラスに挑む。
 ところで、前回の白詰草話の主人公もかなりのマグナムサイズを誇ったいたが、このデモンベインの主人公もかなりのファンタスティックサイズらしい。勇者王からの報告によれば、その大きさフランスパン並み。それって入る入らない以前に、勃起したら貧血で倒れるんじゃないかとかいらぬ心配をしてしまいそうです。ヤル気MAX120%なのに、いざその状態になったら貧血で体が動かないって、もの凄い自爆我慢プレイですね。ナスティ・ボーイも推薦しておりましたので、この辺りが焦点になるのでしょうか(マテ
 ……冗談はこのくらいにしてさっさと始めましょうか。
 略称は「デモベ」。

ゲーム日記

 激しくロボットモノだ。俺のヤル気が削がれる……。
 時空を切り裂いたり、トンデモっぽい銃をブッ放している模様。
 ここでオープニングムービーが挿入される。
 うぉっと、マジでロボ中心。
 俺は……このゲームをクリア出来るだろうか……。後半の加速ポイントまでが勝負と見たり。
 主人公にもボイスがある。かなり久々だ。俺的にはむしろ好評価。
 主人公は、食う物にも困る貧乏探偵。見た目は絶美形。
 と思ったらフルボイスではなくて、重要な所だけボイスがあるカタチか。俗に言う部分ボイスってヤツだな。まぁ、問題無い。こみパと一緒だ。
 シスター・ライカ、登場。
 メガネっ娘でシスター。むちむちお姉さん。お説教。
 脇……だよね?(ぁ
 覇道 瑠璃、登場。
 ツインテールのお嬢様。アーカムシティを脅かす犯罪組織からの自衛、正義に燃える令嬢にして総帥。
 どうだろう。打つのは難しそうである。むしろ、逆転裁判喰らいそうな執事が気になる所(ぉ
 ナイア、登場。
 魔導書を求めて立ち寄った古本屋の店長。
 長身ナーイスバディのムチムチお姉さん。しかし、ボクっ娘だったりする。加えて、メガネっ娘だったりする。
 アリエナイネ。
 やっべぇぇぇ。
 ニトロプラスって事で、至極まともなゲームだとばかり思い込んでいたが、このゲームは俗に言う馬鹿ゲーか。もの凄ェ卑猥な名前の必殺技とか出てくるに違いない雰囲気。
 アル・アジフ、登場。
 数ある魔導書の中でも最高峰に位置するネクロノミコンのオリジナル。主人公はこのアルの術者と認められ、契約を交わす。
 やけにパンティラの多い娘である。恥を知れ、恥を(ぉ
 つーか、なんで猫グローブなんだよこの野郎! ……いや、野郎じゃないか。
 いや……馬鹿ゲーだったね……orz
 もの凄い力技でシナリオが展開していく。
 瑠璃が戦闘衣装(?)に!! こいつァ……ひらひらじゃねぇかゴルァ!!(目の付け所がシ●ープでしょ)
 つーか、どうにもニトロプラスと言うよりライアーソフトの匂いがするんだが、俺の気のせいなのか? ブランド間違って無いか?
 しかして、この圧倒的なまでの言葉の暴力はやはりニトロプラスかも知れない。ファントムやヴェドゴニアは暗く冷たく鋭くアツかったが、それだけに今回のデモンベインはプレイしやすさを感じるね。
 青春馬鹿を馬鹿と言ってやれないほど俺は冷たくない……と思う(ぇ
 キタキタキタ────(゜∀゜)────!!
 ペットボトルキタ────(゜∀゜)────!!(ぉぉぉぉ
 って言うか、赤ッ! 冒頭で危惧した貧血も、これだけ血の気の多い馬鹿なら大丈夫デスネ!!(ぉ
 ……。
 テキストがやたらこってりしているのだが、ニトロってこんなんだったか……?
 もっと細身の剣のようなテキストだと思ったが、バカゲー適応だろうか。ライターが変わってるんだろうか。
 エルザ、登場。
 ドクターウェストの最高傑作にして究極のアンドロイド。その自立思考能力はいい感じに萌え系なのだが、語尾の「~~ロボ」で果てしなく萎える、狂おしいキャラクター。
 まぁ、打てそうもないキャラ位置なので放置と言う事で。
 イタクァ、登場。
 アルの1ページ。氷風使いのお姉さん。
 クトゥグア、登場。
 アルの1ページ。火焔使いのお姉さん。
 主人公(Qちゃん)の搭載するマグナムバズーカによって、屈服(謎)
 エンネア、登場。
 何故かネコミミの小娘。赤毛のショートカットの元気っ娘。アルと同様のロリータファッション。
 正直、キャラはもうどうでもいい……(ぉ
 つーか、アルがまた若返ってるぞあの1枚CG……。
 シナリオについては、あんまり突っ込む所は無いかな……。
 超お約束が展開していくだけに。
 18禁らしいえちぃシーンも触手王様の天上天下唯我独尊カーニバル状態で、どうにも受け付けねぇ。いや、キャラ的には問題無いんだけど、どうにも生理的にダメなのだ。あれは。
 軽いものならいいんだけどね、ベチョッとか擬音が出るようなモノに触れられると想像してみろ。ほらほら、身の毛もよだつだろう?
え? それは俺がSだからだろうって?
 いやまぁ、それはそれとしてだ。
 ロボットオンパレードに魔術・術式オンパレードと来ているのに、最後の最後で「ヒトとして」では自身を否定しているような気がして……。
 あと、えちぃシーンの主人公があまりにも悪人ヅラなのは何故ですか。いやまぁ確かに、萌えゲーやってる時の自分の顔も犯罪的にヤバいんじゃないかと不安になる事もあるケドナ!(ぉ
 テキストは超絶に濃厚で吐き気がするほど読み応えがある。ただし、真面目に読む人が居るのかどうかは謎である。それほどの物量作戦であるからして。
 CGはなかなか綺麗だが、パンティラが多すぎて俺的にはイケてない評価。あとは前述の通り。
 音楽はかなりハイレベル。雰囲気に良く合い、ドクターウェストも絶好調。
 システムは問題無い。特に、メニューの「コンテニュー」が良い。俺のようにセーブを一つしか使わない人にとっては、あれだけで事足りる。セーブ・ロードは必要無い。
 総評として、重厚なテキストを満身に受けたい人にお薦め。あと、触手属性の人にもややお薦め。

2004-05-15

白詰草話


 南国の赤い彗星ことY氏より推薦されたゲーム。
 なにしろシナリオ展開のテンポが良くて、社会人の攻略スピード(明日へのリミットモードorまだ今日は水曜日ダカラ)にも対応しつつ、音楽がなかなか良いらしい。このように推薦されると、俺の場合は喰いつきが良いです(ぉ
 Y氏は、俺と似通った属性をDNAレベルで再現しているため、その点においても安心してプレイできる背景があると言えよう。
 そして公式サイトにはこう書いてあるのだ。
> 一部性的な表現が含まれているため、18歳未満の方は購入できません
 馬鹿な俺だからシナリオ中心なのかと期待してしまう。しかし、稀代の名作の次にプレイすることになってしまったのは少し可哀想な気もする。
 略称は「白詰(しろつめ)」。

ファーストプレイ

 ゲームを起動させる。
 なかなかセンスを感じさせるグラフィックとシステムだ。この時点でハズレではないと思った。
 オープニングゲームタイトルのローマ字が「SHIROTSUMESOUWA」ではなく、「SIROTSUMESOUWA」になっているが、何か理由があるのだろうか。さらに言うと公式サイトのディレクトリは「SIROTUME」だったりする謎。
 グラフィック領域とセリフ・テキスト領域を自在に使い、劇画・漫画のような見せ方をするシステムだ。カコイイじゃないか。数行のテキストウインドウを画面下部に配したり、立ち絵を背景に文字を全面に読ませるテキストノベルに慣れたユーザーには斬新だ。この方法はテキスト1ページごとにレイアウト構成が必要になるため、大変な労力が必要だったに違いない。文字数制限も厳しいはずだ。文字数制限も改行制限も無く、自由なテキスト構成ができるPCにおいて、むしろそれを廃して、魅せることに注力している。
 ズンパンテキストがPCノベルゲームならではの手法だとすれば、その真逆を白詰はやっているわけだ。
 その努力には手離しで賞賛を送りたい。
 間髪入れずにオープニングムービーが挿入される。
 オープニングアニメーションの絵柄と比べると繊細で尖っている印象はあるが、ゲーム内の絵柄には実に良く合う素晴らしいオープニングテーマ曲だ。一聴で惚れましたよ?
 世界観は近未来アクション系の匂い。ヒロインらしい人がおかしな動きをしているが、まぁ気にしないでおこう……。

第1話 少女計画

 劇画・漫画のような見せ方をするシステムと書いたが、弱点が無いわけではない。劇画・漫画のようであるが故に、主人公の視点で物語を見せていないのだ。一番良く見えるレイアウトにテキスト・CGの配置をするので、主人公視点という概念が希薄である。
 尚且つ、登場人物がぞろぞろと出てきて誰が名前を持っているキャラなのか、ヒロインなのかが解からない。アニメーションに気を取られてセリフを見逃してしまうことなどザラである。物語の流れと雰囲気から掴み取れればそれで良いんだろうがね。だから、おかっぱのオペレータさんなどヒロインであってくれと切に願ってしまいそうである(ぉぉ
 掴み(プロローグ)からして見逃さぬようテキストとアニメーショングラフィックを目で追っているうちに、すでに白詰草話にハマッている事実。
 いつものように、ヒロインのファーストインプレッションをしたい所だが、誰がメインで誰がサブなのかがまったく解からないうちからキャラクターは動き出す。申し訳ないが今回はキャラクターファーストインプレッションは無しで行きます。
 かぼちゃおぱんちゅの少女たちが、戦闘用重機を相手に戦った模様。その様子はよく解からないが、この少女たちがヒロインであるようだ。「ふにぁ~」とか言ってるし。
 主人公は研究員の男か。あの男の目は……信じていいんですかね? 少女を優しく見つめるあの瞳は信じてイインデスカネ?(謎)
 舞台は近未来ファンタジーかな。ロボットやらヒトゲノム改竄やらが話題の中心になっている。
 1時間ほどで第1話のエンドスタッフロールが挿入される。
 なるほどなるほど、これはやりやすい。また明日やろう。

第2話 やわらかい闇

 ヒトゲノムの改竄によって作られた少女たちと、なにやら平和な日常シーン。例によって普通の少女より、少女らしいこの子たち。幼女大好きっぽい主人公(ぁ
 シンクロする所ですか?
 少女たちには、舌足らずに「せんせい」と呼ばれたり、親近感を持って「そーじさん」と呼ばれたり、服従と敬意を持って「ご主人様」と呼ばれたり。確かに、この辺りはエロゲーっぽい気がしないでもないが、全体的にエロゲーと言うと違和感がある。オープニングのテーマソング、サブタイトルの挿入から、本当に普通のアニメのようだ。
 少女たちが、ツインテール、ストレートロング、ウェーブロングなのが俺的には無念な所(ぉ
 ま、シナリオが良ければどうでもいいが。
 画面一杯に「どうすればいいんだ」と深刻に描き出されて、思わず微笑……と言うか爆笑してしまう私は悪い子ですか?(ぉ
> 「こわいなんです……」
> 「眠れないのかい?」
> 「うん……」
 うはっ(謎)
 この溢れる背徳感は何だろうか……。

第3話 ゲーム

 しかしまぁ、ホントにアニメを見ているような錯覚を受ける構成だ。30分ごとにテーマと見せ場と引きを作るのは大変だったろうに。
 選択肢はまずまずの数が出てくる。とりあえずはここでゲームらしいことが解かるが。
 高宮という研究者が進めるエクストラとプールで激突。
 こっちはワンピース1にセパレートが2、対して高宮側はスクール水着。……超勝ってるね(マテ
 いやそれはともかく、段々と世界観に慣れてきて、読むスピードが早くなって参りました。普通に楽しめます。

第4話 雨歌

 主人公が風邪をひく。雨の日。
 エクストラ3人衆の暖かい体温と愛情が主人公を癒してくれる。
 まてよ……?(ぇ
♪例えばあなたが隣に居たら、次にどんなことを求めてしまうのでしょう。
 リピュア……?(ぉ
 しかし、これはこれで味のある、そして奥の無い話だったりする。結局、見えることのないものだから。
 この爺さんとの会話はとても楽しい。考えさせてくれる。
 めっちゃ面白いよ……_| ̄|○

第5話 兵の理

> 「御主人様……」
> 「ん……?」
> 「捨てたり……しないでください……」
 えぅ……(謎)
 つか、普通に面白くてボケにくいんですが……(ぉぉ
 しかし、この3人の中でメインヒロインは存在するんだろうか?
 普通の性格的肉付けから言えば、沙友がメインヒロインである。だが、オープニングムービーではかなりおざなり。
 オープニングムービーでメインに見える透花は、性格が非常に引っ込み思案でテストの結果も良好。主人公に対する呼称は「ご主人様」だ。普通に考えればメインヒロインの設定ではなく、サブヒロインである(ぉ
 と言う事はエマか、と言うとそうでもない。オープニングムービーでもそれなりに登場するが、シナリオ中では沙友に割りを食っている。にゃあにゃあでポイントを上げているつもりだろうか?(謎)
 各キャラに対応する選択肢があるのでそれぞれにシナリオがあると思うが、一体メインは誰だろう。そんな風に考えてみるのも楽しかったりする。

第6話 いつもそこにあるもの

第7話 白詰草話

 むぅ……6話は何も突っ込むところが無かった(笑)
> 「ひらーりするのがよいです~」
> 「かるーり かるーり」
> 「えぁは」
 え・あ・ハァァァァァァァァァァァァァァ!!(んぁ
 やっべ……(ぁ

第8話……第9話……最終話……。

 って、これってバッドエンドですよねぇっ!?(春原風に)
 アニメなら……13話まであるんだろ……?(ぉ
 主人公が死んでどうするよ……。
 八方美人が悪かったのか、それとも、あの選択肢が悪かったのか……。

エマ

 ファーストプレイでも言ったように、誰が最もヒロインなのかが解からない。
 美味しいもの(さゆ)は最後に残しておくとして、エマか透花か。
 となると、エマだろう。透花は危ない気もする。まぁ、エマもグラハムとの関係で危ない気もするが……。
 エマは、にゃあにゃあ言ってる外人娘。(ぉ
 惹かれるでもないが、嫌いでもない。ようするにどうでもいい最も萌えにくいパターン(マテ
 シナリオはファーストプレイとほぼ同じ。エマ中心の選択肢を選んではいるが大きくは変わらない。いや、このシステムで大きく変わっていったらそれはそれで凄いゲームなんですが(笑)
 エマとえちぃ……あかん……もの凄い勢いで犯罪だ……。主人公のモノも犯罪級なんですが。エマの肘から指の先以上の長さを誇る主人公。そんなの入らないって(ぉぉ
 第7話あたりで、ようやくエマシナリオの単独シーンと思われる描写が入る。
 とある単語でもエマが言ってくれれば泣けたのにな。惜しい。まぁ、それが白詰草話なのだろう。

沙友

 物語の最初に出てくるヒロイン。それは透花だ。
 やはり透花が中心に居ると言っても問題無いかも知れない。
 と言う事で、シナリオ的に美味しい所は取っておくとして、キャラ的に美味しい所を戴いてしまいましょう。……って、ソコ! 我慢できない子とか言うな!(ぉぉ
 沙友はツインテールの舌っ足らずのロリっ娘。性格付けからしてメインのような気がしていたが、どうやら違うらしい。って事はボケ役か(涙)
 だがそれがいい。
> 「ぅう……さゆ……わるいこなのかも……」
 どう回避しろってんだこの野郎。
 まだ2話じゃねぇかコノヤロウ!!(ぉぉ
 可愛いのは認める。萌えだ。
 しかしだな。
 この強い背徳感を、俺は越える事が出来ねェ……。
> 「沙友は可愛いからね。せんせい我慢できないんだよ……」
 _| ̄|○
 てか、あばらが。あばらがぁ……。それはいかんぜよ……。
 _| ̄|○
> 「えぁは」
 _| ̄|○
 って、アレッ!?
 本当に馬鹿っぽ娘で終わっちまった!?(えぁは

透花
 では、ラストバトル。透花ルートに行きましょう。
 透花は、落ち着いていて引っ込み思案なメイドっ娘(ぉ
> 「何してんだ津名川~!」
 いやマジでさ!(ぉぉ
 そんなの上代でなくとも驚愕するに決まってる。だって、どう見積もっても小学(自主規制)低学(プロバイダー規制)の中田氏(法規制)射ですよ?(ぇー
 網走に向かって走れ!(ぉぉ
 しかし、上代ルートっぽい選択肢が無いこともないんだが、喰えるのだろうか? って言うか喰いたいが。ショートだし。好みだし。(ぉぁ
 ほんとにシナリオ変わらないんですねっ! これで良かったですかっ。(謎口調)
 いや、まぁ。CGはちょっと別格の大きさだったけどさ……。

上代

 ってお前もちゅるちゅるかよ!!(爆笑)
 ……いい(ぅぁ
 つーか、個別に日記するほどシナリオが無い……(ぉぉ

総括

 さて、総評。
 シナリオは、在る科学者の苦悩の物語。持つ苦悩、持たざる苦悩。とても良く出来ている。システムの都合上、膨大なテキストデータを使う事が出来ないが、それでも良く表現できている。ラストは突き詰めることが無く収束していったが問題はそこではなく、核心にあるシナリオに関しては問題無い。ただ、キャラ別ルートの変化が少なすぎる。選択肢を選んでも展開は変わらないのであれば、周回の楽しみは無い。
 グラフィックも特徴的で巧い。ただ、美麗であるというのとは少し違う。たまにそらまめちゃんになっているがそれも味だのだろう。上代とか。
 音楽は素晴らしいの一言。展開と場面に合い、実に巧い使い方をされている。オープニングテーマとエンディングテーマはPOP調が強いかも。作品全体として見た場合。まぁ、嫌いじゃないが。
 システムは絶賛。シナリオの展開能力(分岐)を捨て、物語を見せる事に注力した素晴らしいシステムだ。これでマルチエンディングなら10点か。いや、既読スキップが無い点が少し悔やまれる。
 総じて、まるで普通に連続アニメを見ているような感じだった。ファーストプレイならワクワクしてクリックが止まらない。尚且つ、キッチリと各話でセーブのしどころになっている所もミソ。各話のエンディングも巧い、カッコイイを重視して好印象だった。とにかく画面構成力に持てる力を注ぎ込んだ力作であることは間違いない。初心者ユーザーにも安心してお薦めできるゲームだと思うのだが……。ただし……あばらが背徳感強すぎな。