2004-09-24

下級生2


 一つの時代を作った老舗ブランドエルフの同級生。そこで培われた技術を活かして送り出した下級生。古き良き伝説のゲームの正統なる後継が、この下級生2だ。
 漢塾内でもその人気は高く、「1日5股3H」や「ビンゴォ!」などという名言を紡ぎ出してくれた。たった一人の偉人によって。
 略称などは特に無い。

ファーストプレイ

 サクッとインストールも終了し、ゲームを起動。
> ♪しでででん、しでででん、やんやんややん、やん♪(ちゃちゃちゃちゃ)フゥ!!
 (‘A`)……?
 な、なにそれ……?
 唐突に始まる電波系オープニングムービー。おニャン子クラブを彷彿とさせる80年代の音楽。洗脳系オープニングミュージック。大ヒットです。
 オープニングムービーが終わると、すぐに名前入力からゲームスタートとなる。
 懐かしいMAP移動画面が現れるが、640×480固定サイズは小さすぎでしょう。いつの時代のゲームですか。
 たまき、登場。 お下げのタマ。主人公のクラブのマネージャーをしているらしい同級生。幼馴染みって感じだが、速攻で次の場面になったため、あんまり感想も出ず。
 ふみ、登場。
 大きなメガネのお姉さんだ。宮崎映画のお婆ちゃんみたいな声がヤル気を減少させてくれる。
 七瀬、登場。
 カチューシャにストレートロングの同級生。カチューシャはメインヒロインの伝統じゃなかったのか。
> 主人公「うぬぬ、執行部だからって偉そうにしやがって。いつかオレに惚れさせて、その綺麗な脚を思う存分撫でさすってやるからな。」
 いきなり偉人とのシンクロキターー!?
 さすがは老舗エルフ。おれらの思考パターンが読まれているようですぞ。
 夕璃、登場。
 なまえはユリと言う。ウェーブセミロングの下級生。1年生だ。財布届けてくれたついでに新入部員として勧誘、強引に入部させてしまう。キックボクシング部に。
 最初のうちはMAPに何があるか解からないので適当に歩きまくりで2日間を潰す。
 ミニゲームのビリヤードの出来が良く、思いっきり時間を潰してしまった。
 恵比子、登場。
 通学途中にぶつかって出会うが、エルフのお約束的ハズレキャラ。私が主人公なら「ヒイッ!」とか言ってしまいそうだ。危険な香りがプンプンしやがるぜ……!!
 望の妹ってセンが怪しい……(ぉ
 ぬぁ……。
 博子、登場。
 緑髪の……ツインテール? のメガネっ娘。主人公を指して「データの採取は~」「今の動きをシュミレートして~」などと言っている時点で超危険球確定。
 名前を知るまでに「チラッ」「ササッ」と物陰から見られること十数回。某ときメモ3のピンク色のヤツを彷彿とさせる。ひょっとしてエルフはあのキャラが当たりだと思っているとか……?
 えーと、たまきには恋人がいるらしい。医大生の。
 それなのにどうしてこんなに甲斐甲斐しくお世話してくれますか? アリエネェよ?(笑)
 実果、登場。
 ひたすらボーイッシュな後輩。公園でギターを片手に歌を披露している。「ッスよ~」「ッスよ~」と、FF10のティーダよりスースー言う。
 それはどうだろう?
 香月、登場。
 名前はカヅキと読む。教育実習生として学園にやってきた大学生。街で何度か逢っているが名前が解からなかった。ショートボブの幼い感じがするが、これでも4歳は年上ということになる。マジっすか……BINGOッスよ。
> 沢村先生「それから、私は先生なんだから、今まで町で会った時みたいに、子供扱いしたら怒るからね」
 BI・N・GOッス・YO!!(ぉぉ
 あぁ、もうダメだ。私のライオンハートは香月ちゃんに向けて止まりません。
 先生が無邪気に「えへへ、よろしー」なんて言いつつ無邪気な笑顔を見せてはいけません。威厳が無い威厳が。だがそれがいい。
 ミニゲームのビリヤード。
 通う内に主人公の肩書きが「町内一のハスラー」だとか「くろおび」などと変わっていくのだが、すでに5月の段階で「もう変わらない」と言われてしまった。通いすぎな、俺。
 だって、これがなかなか出来がいい。
 みさき、登場。
 新任の美術教師。赤髪ウェーブショートのお姉さん。明るい爽やかな先生だ。まぁ、打てるんだろうが、香月ちゃんが……(ぉぉ
 6月になり、各キャラクターが夏服にチェンジ。むぅ……どうして立ち絵がウェストアップなのだ。解かってない、解かってないよエルフ。頼むよ老舗。
 もっとオープンマインドで行こうぜ(謎)
 智香、登場。(マテ
 香月の妹で、別なゲームだったら食えるんだけどな(以下略)
 つーか香月チャンより大きくない……?(ぉぉ
 香月の妹ということで、推して知るべし。加えて、姉の香月よりシッカリした性格。推して知るベシ!!(ぉぉ
 香月ちゃんとデートのお約束をゲェーーーット!!
 つーか、懐かしいシステムだよな。
 俺みたいなオンリープレイヤーには時間が余る余る。
 それでいてキャラ別エンドは1つずつ迎えるはず。どうしたものかね。
 むむ、お子様な香月チャンなのでひらひらかと思っていたら、しっくりタイトな……むぅ。つーか、もうちょっとパーンダウンプリーズ。頼むからお願い(RR)
 香月チャンとデートを積み重ねていく。
 夏だ! プールだ! なんでやねん!?(謎)
 香月チャンはどうもシックなものを好むようである。に、似合わな……ごふんごふんッッ。ヨイショ! ヨイショ!!(ぉぉ
 シミュレーションの基本ですな……。
 年の差を気にする香月チャン。
 高3と大4かぁ……ふむ。ダ、ダイジョウブデスヨ、ホラ止サンミタイナ凄イ人モイルシ。
> 香月「あたしってどんな髪型が似合うと思う?」
> ・ベリーショート
> ・ポニーテール
> ・スキンヘッド
 い、嫌な選択肢だな。今のままが最高なのに、選ばなくてはいけないのか……。
 つーかこういう選択肢が発生するときは……嗚呼、どうしようどうしよう(謎)
 そしていつしか季節は冬……。
 って、香月たん、ひらひらストールっすか! マブいっす、激マブいっす!!
 アリエネェ勢いで桜子路線@栞。
 オンリープレイの俺なので当然ながら頬は真っ赤っかなわけですが、まだ食べておりません。この柿が熟れるのを待つような感覚はシミュレーション独特だよなぁ。
 ふぁーすとえちぃ。
 香月のお風呂が長くて心配だと、見に行く確信犯主人公。
> 香月「もっ、もぅ、どうして入ってくるのよー」
 ゴメンナサイッ!!(ぉぉぉぉ
 いざとなったら恥ずかしくてと言う香月に強引に突撃。聖域(ホームグラウンド)で。
> 香月「きゃっ!? ちょっ、そんなっ」
 Yes! YesYesYes!!
 シンクロ率が2次関数グラフのように上昇中!! 止まりません!!
 2~5回目(頑張りすぎの俺)
 うわぁ……香月たんエロォイ……(笑)
 そして問題の6回目。
> 香月「ちょっ!? どうして入ってくるのよぉ」(←ラブホのシャワー室)
> 主人公「いや、やっぱり基本として……」
 シンクロ率が2次関数グラフのように上昇中!! 止まりません!!
 止まれません!! 毎週やってるので、2ケタ突入です!!(ぉぉ
 そして……。
 香月タンのすぱっちゅキターーーーー!!!(ぉぉぉ
 ……。
 えっと、このエンディングテーマの歌の人って……。
 まさか各キャラエンドに各エンドテーマ? 贅沢仕様だなオイ……(笑)

夕璃シナリオ

 下級生というゲームは、シナリオが特に面白いわけでもない。妙なリアリティとナンパとそのシステムを楽しむゲームである。えちぃシーンが10パターン近くあるのだが、それで喜ぶのは高校生ぐらいのものだろう。つまり、我々ハイエンドユーザーが楽しむべく箇所は2学期とエンディングに集約されている。
 と言う事で、問題なく好きなキャラだけ攻略すれば良いのだが、すでにたまきと夕璃チャンぐらいしか喰えません。(ぉぉ
 つーかさ、下級生ってタイトルのゲームなのに下級生は(9キャラ中)2人だけってどうよ?
 しかもそのうちの1人はときメモ3で言うピンク色のストーカー。って言うかそのまんま……?
 たまきと夕璃で迷ったが、メインヒロイン格のたまきは後にして夕璃チャンを攻めてみよう。
 夕璃は1年生の後輩で、危険球である某ストーカーを除けば唯一、下級生と呼べる存在。って言うことは事実上のメインヒロイン
 ウェーブロングのお嬢様で、気は優しくておしとやか。
 主人公の落としたサイフを届けたついでにキックボクシング同好会のマネージャーとして勧誘される。
 本当にシステム面では変わってないなぁ。
 キャラが何処にいるかが解からない。だいたいの場所は見当が付くのだが、見当の付く場所は多いし時間は有限。
 しかしまぁ、慣れてくれば……ふふふ。夏休み前にお嬢様の夕璃チャンとデートのお約束をゲッツ!
 あらあらまぁまぁ、その私服(夏)はイケマセンねぇ。
俺が。(ぉぉ
 あらあらまぁまぁ、その水着はイケマセンねぇ。特に
俺が。(ぉぉ
> 夕璃「あの……よかったら一緒に、帰りませんか?」
 TLSモードキターーーー(ぇ
 見つめる→褒める→手を握る→抱きしめる→キスをする→胸を…→○○○を…(コンボ繋げすぎ)
> 夕璃「わたし、悪い子でしょうか」
 ……。
 無理……(良い意味で)
 盛り上がりに欠けまくるまま終わってしまった……。何も感想が出ないよ(笑)
 うーん……キャラはともかく、シナリオはお察し下さい。

たまきシナリオ

 だりィ~(ぉぉぉゃ
 いや、下級生2ってさ、システムが下級生・同級生の頃から変わってない……10年前のシステムなわけ。ダルくないわけがない。シナリオも面白いかって言えば、実はつまらない方だ。物語に必要な起承転結の転が無い。
 香月に関しては微弱ながらも転があったような気もするが、夕璃に関してはまったく無かった。ひたすら登り続ける坂道。
 下級生2最終章となってしまうか否か。メインヒロインのたまきシナリオに入ります。
 たまきは主人公の幼馴染みでおせっかい焼きさん。現時点で恋人有り。
 恋人があるヒロインを落とすシチュエーションは恋愛シミュレーションにおいてそんなに数が多くは無いが、無い訳じゃない。
 早い段階からデートに誘えるようになるが、付き合いはやはり友達以上恋人未満。
 つーかね、ただの幼馴染みにここまで甲斐甲斐しく付き合ってくれるのか……? タマ、すげぇイイヤツ?
 申し訳ない。超ネタバレなんだが……言いたい……。
 メインヒロインにしては珍しく非処女設定。……問題無い。
 当然のように、たまきと付き合っている医大生は、カルい性格。……問題無い。
 主人公と付き合って遊ぶたまきは、この彼氏に誤解され、フラれてしまう。……問題無い。
 失恋の傷を時間で癒すたまき。……問題大有り
 主人公、何やってんの? アンタのせいだろ? なんで放置プレイ?
 そしてもう一つ。
 傷が癒えたら、次の瞬間から頬真っ赤っかのたまき。頼むからそうなる経緯を描いてくれ……。
> たまき「あいたたたた……」
 え、何?
 2回目にしてその熟年夫婦みたいな会話は何?
 エロいって言うよりフケてるよ?
 何なのよ!?(マテ
 まったく、貴様の冬服はどうしてひらひらミニ&ストールなのだ。
> たまき「じゃあ、無駄遣いしちゃダメだよ」
 戦慄のセリフキターーー!!(笑)
 これだよこれ。下級生独特のこのセリフ。懐かしい。
 って、香月タンの学生服キターーーーーー!!!(←親密なイベント発生=同時攻略する悪い人確定セリフ)
 うっはぁ……コスに見えねぇ……(爆笑)
 立て続けにたまきたんの制服エプロンキターーーーー!!
 いや私服のが好きだけどね。ほら、建前上ナスティ・ボーイに報告しないといけない義務があるんですよ。うん、制エプイイネ(マテ
 そして、メインヒロインとの感動のエンディングへ……へ?
> たまき「あっ、起きた?」
 起きた? じゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!!
 なんでやねんっっっ!!(謎)
>♪ぱっぱーら、ぱっぱっぱ、りんりん。ぱっぱーら、ぱっぱっぱ、りんりん♪ 
 待て! それもなんかちゃうやろ!! ナァ!! なぁぁ!!
 orz 
 何処へ行くの、あの子。
 シナリオは、起承転結あったけど主人公はヘタレだわ、たまきタンはエロいって言うかフケてるわで、これはちと厳しい点数を付けざるを得ない。

オキエシナリオ

 公式サイトで紹介されているにも関わらず、その片鱗や伏線すら見たことの無い謎に包まれたキャラクター、オキエ。
 同級生2最萌の桜子の前例が、俺に「これは何かあるぞ」と告げまくる。それ以前にオキエのビジュアルで打ちまくる。
 まったく糸口が掴めないキャラクターなので仕方なく攻略サイトを見てみると……驚愕の事実発覚。恵比子がオキエでオキエが恵比子?
 あー、確かにクリアは出来るキャラかも知れない。と言うか実際面白そうなので突撃開始。
 ど、どう見ても恵比子ってどらエモンだよな……。
 でも声優さんは「うーふーふー」ではなく、普通に「うふふっ」と笑っている。イケナイな……演技指導! 何やってんの!!
 オキエたんキターーー!!
 マ、マジっすかぁ……うーん。マジスカ?(ぉぉ
 いやだってホラさぁ……無理じゃん?(ぇぁ
 オキエは長身痩躯だが意外とあるアルよ(謎)
 切り揃った短めのショートボブがまぶっスィー!!
 オキエは唐突に攻略可能になっている。好感度はえびすを引き継いでいるそうである。
 チェックのワンピースがまぶっスィー!!
 裏地キタ! 裏地キタ!! 得意技!!!(ぉぉ
 オキエとはもの凄い勢いで急接近していく。
 回避が難しいだが……何故か……。
 何故なんだ……。
 つーか、自由度が高くてヒントが少なく、ランダム性にまで昇華しているゲームシステム……つまり、難易度の高い下級生2において、群を抜く難易度のクリアフラグを持っている。
 しかし、中だるみ感の激しい下級生2においては、このぐらいスピード感があるシナリオもあったほうが良いかも知れない。
 舞台は一気に飛んで3月のラストシーン……。
> えびす「あぁ……ありがとう……」
 GYAAAAAAA!!
 orz
 まさか、下級生2にこんなトラップが仕掛けられているとは……。
 正直、感動しまくりました。
 そして、感動のエンディングへ……。
 って、オマエ誰だよ!!(ぉぉぉ

総括

 さて、総評。
 シナリオは中だるみ感の激しいもの。下級生の面白さはシナリオではないと解かっていつつも、1年間の物語として最低限の起承転結を期待してしまう俺が阿呆なのか? あと、完全に女の子キャラ中心にシナリオを構築してから、男性視点(主人公視点)に変えたような感じがする。主人公から見えない部分が多すぎて伏線という概念も皆無のため、ゲームシナリオとしては楽しめない。
 CGは非常に素晴らしい。やや塗りがアニメチックでパステル調が強いものの、どれも美麗で見ごたえがある。背景とのマッチングはさすが外注を使っていないだけはある。ただ、1年間という長いゲーム時間を考えると立ち絵バリエーションがもっとあっても良かったと思う。また、各キャラエンディングでスパッツやら裸エプロンやら、シナリオに則さない萌えコスしている意味が解からない。
 音楽は……評価が難しい。BGM全体としてまとまり感はあり、BGM単体ごとの出来も良いものの、オープニングテーマとエンディングテーマがかなり色付けすぎ。シナリオ・システムはリアリティ方向なのに、音楽はハッチャケ方向。ゲーム全体として見た場合に、良い音楽とは言えなくなってしまう。但し、単体で聞くと良いモノ。やんやんややんやん。
 システムはDVD読み込み関係が不安定。メディアを抜いたりするのはもちろん、他ドライブのディスクを入れ替えするだけでOSごとハングアップさせる。100%の確率で。CPU占有率も高く、画面は640×480固定。またシステム設定がゲームを起動するごとに、データをロードするごとにデフォルトに戻るのも難点。システムの動作自体は軽快なのが唯一の救いか。
 総じて、若葉マークのユーザーには攻略システムが、年季の入ったプレイヤーにはシナリオが我慢できないだろう。褒めるべき点はあるものの、前記がどうしてもネックになってしまう。