では今日は肌の潤いについて解説してみましょう。
お肌に水分が無ければ肌はカサカサになってひび割れ、大変残念な事になります。これは解かりますね。
では、お肌の水分とはどうやってお肌にのっているのだろう。そもそもどこからそのお水はやってくるのだろうか。
考えたことありませんかね。多少の汗をかいてもすぐに引いていくのに、肌に乗っている水分(潤い)はすぐに気化しないのかな、って。
前にも言ったようにお肌は弱酸性と言われますが、実際に酸性を示すのは皮脂です。皮脂の成分は脂肪酸グリセリンエステルで、これが皮膚上の細菌によって脂肪酸に分解され酸性を示します。そして、皮脂の下にある角質はケラチンと呼ばれるタンパク質で、これはアルカリ性を示します。
皮脂は、皮脂腺から出て皮膚(角質)を覆うように皮膚上に伸びていきます。この時、アルカリ性の角質と酸性の皮脂が触れ合うわけですから、そこに中和反応が発生します。
中学校の理科で習う「中和反応」というのを覚えていますか。塩酸と水酸化ナトリウムを混ぜると水と塩化ナトリウムが出来上がるアレです。中和反応とは、酸性のものとアルカリ性のものを混合させるとお互いの性質を打ち消しあうとともに水と塩(えん)が発生する現象のことを言います。
肌の上で中和反応が発生しても当然ながら水と塩(えん)が出来ます。この水がお肌の水分になります。
身体の内側から書くと、
皮膚内|角質|水|皮脂|空気
と言う順番に並ぶので、皮脂(油)によって守られ、急に蒸発することもありません。保湿されているということになりますね。
皮脂は油膜によって物理的に皮膚を保護しているだけではなく、化学的に水分補給と保湿を同時に行ってくれているのです。
じゃあなんで化粧水や保湿液、乳液、クリームを塗るのかといえば。メイクを落とすぐらいの強い洗顔をすると皮脂までアッサリ落としてしまうわけですよ。男だってヒゲを剃れば皮脂を削ぎ落としてしまいます。そこで、中和反応生成水の代わりに化粧水、皮脂の代わりに乳液を乗せておいて一時的に凌ぎ、肌の違和感・消耗・劣化を防ぐのがスキンケアという訳です。
なので俺は、肌が健康でメイクをしないヒゲも生えない人にスキンケアは薦めていません。石鹸1個で十分ですがな。
しかし大人の女性になるとTPOに応じてメイクしなければならない。男が酒を飲まなきゃいけない機会があるのと一緒です。だから、基礎化粧品は必要なわけです。
そして、乾燥肌、脂性肌、混合肌、ニキビやアトピーなど、そういった症状の肌にもスキンケアの手助けがあると快適に過ごせるし、上手く使える人なら治せます。
お肌の水分、潤いについては理解してもらえたでしょうか。乾燥肌の人ならともかく、普通の人は化粧水をペタペタと鬼のように付けなくても皮脂が潤滑に生成されていれば肌の潤いは自然と発生するのです。
かなり長くなってしまいました。
これでもかなり噛み砕いて書いたつもりだったんですが、難しいし長いよねぇ……。
2009-02-19
2009-02-05
皮脂について
ニキビについてで皮脂という単語が出てきたが、それについてもう少し深く解説しよう。
皮脂は最高の化粧品であるとはよく聞く話で、皮膚を守りながら活性化させてくれるものです。
皮脂は所詮は脂なので手でこすれば簡単に落ちます。皮膚をゴシゴシこすると黒い消しゴムのかすのようなものが出ると思うけど、それが皮脂です。本来は白色ですが目に見えないような汚れを巻き込んだり熱で変色したりで黒く見えます。一般的には垢と呼びますね。古くなった角質も皮脂と一緒になって垢として落ちます。このようにして汚れや細菌などから皮膚を守り、皮膚を新鮮に保っています。
こすると落ちるように簡単に落ちてしまう皮脂ですが、一般的には皮膚の一部として考えられています。皮膚は酸性かアルカリ性かと聞けば必ず「弱酸性です」と言われます。皮脂は確かに弱酸性ですが、その下にある角質層はアルカリ性を示します。ただの油膜なのに皮脂を皮膚の一部として考えられている証拠ですね。
化粧品メーカーが口を揃えて「洗顔はゴシゴシこすらないで」と言うのは、皮脂を落として欲しくないからです。先ほども言ったようにこするだけで簡単に落ちてしまうので、皮膚機能の一部を削らないでと言っているわけです。
皮脂の組成は非常に複雑で、人工的に作ると非常に高くつきます。万じゃききません。そして皮脂の上ではうまくメイクも乗らないしすぐに崩れますね。しかも皮脂が多いとテカテカします。油膜ですから。そうして基礎化粧品が開発されました。
まぁそんな話はどうでもいいですか。とにかく、皮脂は落とさないで下さい。いや、脂性肌の人は落としたいだろうし、落としてもまた出てくるものだから「皮脂をあんまり落とさないで」にしときましょう。
次は何の話がいいかな……「お肌の潤いとは?」「キメの細かい肌とは?」あたりが皮脂絡みで良いですかね。
皮脂は最高の化粧品であるとはよく聞く話で、皮膚を守りながら活性化させてくれるものです。
皮脂は所詮は脂なので手でこすれば簡単に落ちます。皮膚をゴシゴシこすると黒い消しゴムのかすのようなものが出ると思うけど、それが皮脂です。本来は白色ですが目に見えないような汚れを巻き込んだり熱で変色したりで黒く見えます。一般的には垢と呼びますね。古くなった角質も皮脂と一緒になって垢として落ちます。このようにして汚れや細菌などから皮膚を守り、皮膚を新鮮に保っています。
こすると落ちるように簡単に落ちてしまう皮脂ですが、一般的には皮膚の一部として考えられています。皮膚は酸性かアルカリ性かと聞けば必ず「弱酸性です」と言われます。皮脂は確かに弱酸性ですが、その下にある角質層はアルカリ性を示します。ただの油膜なのに皮脂を皮膚の一部として考えられている証拠ですね。
化粧品メーカーが口を揃えて「洗顔はゴシゴシこすらないで」と言うのは、皮脂を落として欲しくないからです。先ほども言ったようにこするだけで簡単に落ちてしまうので、皮膚機能の一部を削らないでと言っているわけです。
皮脂の組成は非常に複雑で、人工的に作ると非常に高くつきます。万じゃききません。そして皮脂の上ではうまくメイクも乗らないしすぐに崩れますね。しかも皮脂が多いとテカテカします。油膜ですから。そうして基礎化粧品が開発されました。
まぁそんな話はどうでもいいですか。とにかく、皮脂は落とさないで下さい。いや、脂性肌の人は落としたいだろうし、落としてもまた出てくるものだから「皮脂をあんまり落とさないで」にしときましょう。
次は何の話がいいかな……「お肌の潤いとは?」「キメの細かい肌とは?」あたりが皮脂絡みで良いですかね。
2009-01-15
ニキビについて
まずニキビとは何か。これは油分の腐ったものです。
その油分とは、皮脂が皮膚内に発現した油のことです。
皮脂腺から皮膚上に出るはずの皮脂がなぜ出てこず、皮膚内に残ってしまうのか。これは理由が2つあり、単純に皮脂腺が詰まっているか、皮脂が皮膚上にたくさんあって体が皮脂はもう必要ないと判断しているかです。
皮脂の成分は脂肪酸なので弱酸性を示します。
弱酸性の洗剤や化粧品を使えば、体が「皮膚上に脂肪酸は足りている」と判断し、皮脂の生成を弱め、余った油分はニキビの元となるわけです。
また、アルカリ性は汚れを分解しますが、酸性の洗剤はその効果を持ちません。泡の発砲により汚れを浮かせて洗い流すだけです。なので、汗腺や皮脂腺まで詰まった汚れを取るのは困難です。
なので、ニキビで困っている人は弱酸性の洗剤ではなくアルカリ性の石鹸を使いましょう。
なぜ弱酸性の洗剤が流行っているかと言えば、単純に肌当たりが良いからです。アルカリ性石鹸は洗いすぎると皮膚に必要な皮脂まで落としてしまいますし、万が一洗い残しがあれば皮膚は強く反応して赤くなったりただれたりします。弱酸性ならばそれほど過敏な心配は必要ありません。なので化粧品メーカーもユーザーも扱いやすいので、よく使われているのです。
その油分とは、皮脂が皮膚内に発現した油のことです。
皮脂腺から皮膚上に出るはずの皮脂がなぜ出てこず、皮膚内に残ってしまうのか。これは理由が2つあり、単純に皮脂腺が詰まっているか、皮脂が皮膚上にたくさんあって体が皮脂はもう必要ないと判断しているかです。
皮脂の成分は脂肪酸なので弱酸性を示します。
弱酸性の洗剤や化粧品を使えば、体が「皮膚上に脂肪酸は足りている」と判断し、皮脂の生成を弱め、余った油分はニキビの元となるわけです。
また、アルカリ性は汚れを分解しますが、酸性の洗剤はその効果を持ちません。泡の発砲により汚れを浮かせて洗い流すだけです。なので、汗腺や皮脂腺まで詰まった汚れを取るのは困難です。
なので、ニキビで困っている人は弱酸性の洗剤ではなくアルカリ性の石鹸を使いましょう。
なぜ弱酸性の洗剤が流行っているかと言えば、単純に肌当たりが良いからです。アルカリ性石鹸は洗いすぎると皮膚に必要な皮脂まで落としてしまいますし、万が一洗い残しがあれば皮膚は強く反応して赤くなったりただれたりします。弱酸性ならばそれほど過敏な心配は必要ありません。なので化粧品メーカーもユーザーも扱いやすいので、よく使われているのです。
2009-01-08
お化粧品について 2
化粧品についての豆知識をまた一つ。
もっと取説読んで! なんて事はメーカーの人間なら誰でも思うことなので、取説に書いてないような事を話そう。
まず、肌質と言うものはそう簡単に変わるものではなく3カ月ぐらいのスパンで徐々に変化していくものです。
なので肌に合うと思ったら最低でも3カ月は使い続けて欲しい。よくサンプルとかお試し版とかあるけどアレは使用感を知るためのものだと割り切ったほうがいいです。
化粧品を変えたら肌が急に変わった、と言うのは気のせいです。それは肌に乗っている化粧品の被膜のせいで、肌質が変わったわけではないです。
逆に言うと、半年経っても効果らしい効果が解らない化粧品はダメポです。それはただの水です。だまされてます。おっと言い過ぎました。
そして敏感肌の人に多いのが、付けるとピリピリしたり発赤(赤く腫れる)がでる場合。これは十中八九、化粧品の濃度が濃すぎるだけです。水で薄めれば害はありません。せっかく買った化粧品、捨てるのはもったいないので水で薄めて使いましょう。
何でもそうですが、たくさん使えば良いというものでは無いです。ウチの化粧品でも「たっぷりとコットンに付けて」とか書いてありますが気のせいです。たくさん消費して欲しいから書いてあるだけです(ぉぉ
薬も過ぎれば毒となる、ですよ。
もっと取説読んで! なんて事はメーカーの人間なら誰でも思うことなので、取説に書いてないような事を話そう。
まず、肌質と言うものはそう簡単に変わるものではなく3カ月ぐらいのスパンで徐々に変化していくものです。
なので肌に合うと思ったら最低でも3カ月は使い続けて欲しい。よくサンプルとかお試し版とかあるけどアレは使用感を知るためのものだと割り切ったほうがいいです。
化粧品を変えたら肌が急に変わった、と言うのは気のせいです。それは肌に乗っている化粧品の被膜のせいで、肌質が変わったわけではないです。
逆に言うと、半年経っても効果らしい効果が解らない化粧品はダメポです。それはただの水です。だまされてます。おっと言い過ぎました。
そして敏感肌の人に多いのが、付けるとピリピリしたり発赤(赤く腫れる)がでる場合。これは十中八九、化粧品の濃度が濃すぎるだけです。水で薄めれば害はありません。せっかく買った化粧品、捨てるのはもったいないので水で薄めて使いましょう。
何でもそうですが、たくさん使えば良いというものでは無いです。ウチの化粧品でも「たっぷりとコットンに付けて」とか書いてありますが気のせいです。たくさん消費して欲しいから書いてあるだけです(ぉぉ
薬も過ぎれば毒となる、ですよ。
2008-12-27
お化粧品について
私自身は化粧品などあまり興味が無かったのだが、会社で化粧品を取り扱っていることもあって微妙に詳しい知識が身に付いてくる。たまに聞かれるのでちょっとしたメモ書きをしておきます。
まず、健康で綺麗な肌の人は化粧品を使わないで下さい。
基本的に化粧品なんてものは水に不純物を混ぜてあるものです。ハーブやらコラーゲンやら入っていても不純物ですから肌の中に浸透する訳がありません。そんなに簡単に肌の中に浸透したら、石鹸で顔を洗うだけで肌がただれます(笑)
肌ってものはそんな簡単に不純物を通しません。
普通の化粧品というものは、どんなものであれ、肌の上に薄い保護膜を作ります。これがあることで肌が変わったように感じるものです。肌がサラサラになったように感じたりするのもまさにソレ。
しかし、実際の肌はその保護膜に守られることになるので次第に弱く薄くなってきます。これが、化粧品を使い続けると肌(皮膚)が薄くなって透明感が増す物理的原理だったりします。
なので、身体によい成分しかない化粧品でも、健康で綺麗な肌の人は化粧品を使わないで下さいね。メイクもそうですが、スキンケアでも同じです。
まず、健康で綺麗な肌の人は化粧品を使わないで下さい。
基本的に化粧品なんてものは水に不純物を混ぜてあるものです。ハーブやらコラーゲンやら入っていても不純物ですから肌の中に浸透する訳がありません。そんなに簡単に肌の中に浸透したら、石鹸で顔を洗うだけで肌がただれます(笑)
肌ってものはそんな簡単に不純物を通しません。
普通の化粧品というものは、どんなものであれ、肌の上に薄い保護膜を作ります。これがあることで肌が変わったように感じるものです。肌がサラサラになったように感じたりするのもまさにソレ。
しかし、実際の肌はその保護膜に守られることになるので次第に弱く薄くなってきます。これが、化粧品を使い続けると肌(皮膚)が薄くなって透明感が増す物理的原理だったりします。
なので、身体によい成分しかない化粧品でも、健康で綺麗な肌の人は化粧品を使わないで下さいね。メイクもそうですが、スキンケアでも同じです。
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