2007-08-15

サーカスランド1


 トヨタと言う日本が世界に誇る巨大自動車メーカーがある。
 トヨタの作り出す製品は80点主義と言われ、1つの要素に100点を目指して研ぎ澄ますことにより何らかの要素が60点になってしまうことを、一様に80点を目指すことによって防いでしまうモノ造りをする主義のことである。80点以上の加点要素は一般ユーザーでは満足度として分かりにくい加点要素になってしまい、むしろ、欠けた60点の要素だけが大きくクローズアップされてしまう事を防ぐ、ユーザーレベルと心理を突いたモノ造りテクニックの事だ。
 トヨタに習ったかどうかは知らないが、我らが団長率いるサーカスブランドはさらにその上を目指し、40%主義のモノ造りを展開している。
 これは、新企画のゲームでは固定ファン獲得を目指さなければならない観点から100%ある魅力のうちの40%を搾り出し、残った60%のうちから追尾ゲームを出す時にその40%(全体から見ると16%)を出してまたファンを獲得、さらに追尾ゲームを出す時はまたその40%(全体から見ると6.4%)の魅力を搾り出し、さらに追尾ゲームを出す時はまたその40%(全体から見ると2.56%)を搾り出すと言う無限に魅力を生み出せる方式の事を指す。無限絞り汁。
 新しい魅力があることで飽きることなくゲームを購入することが出来、なおかつ、新要素が5割に達していない事からほんの少しの空腹感を持たせることによって、次の購入意欲を掻き立てることが出来るのだ。
 サーカスのゲームをすると味わうことになるこの空腹感。これはゲームを長く楽しむためのアクセントとなっているのだ。ほら、よく言うじゃないか。空腹は最高のスパイスだと。料理の王道たる技術とトヨタの80点主義と空腹スパイスを掛け合わせた素晴らしい製造手法と褒め称えるべきだろう。
 さらにライターの脳内裏設定を繰り出すことによって、ゲームの魅力100%を振り切って120%に増やす事だって当たり前のようにやってのける。団長に底など無いのだ。
 そんな、ワールドクラスのサーカスが送り出す今回の作品。それがサーカスランド1である。
 サーカスから発売されている「ダ・カーポ」「アリエス」「水夏」「すくみず」などのキャラクターを惜しむことなく繰り出したファン待望のボードゲームが今回のサーカスランド1。
 コンシューマゲーム業界の巨頭スクウェアエニックスですら「いただきストリートPSP」にてファイナルファンタジーやドラゴンクエストの登場人物を題材にしたボードゲームを出しているこのリメイクブームの時代。綺麗なままのあの頃を思い出にひたる事が出来る大人の為のリメイクゲーム。大人のためのゲームを18禁ブランドを看板に掲げるワールドクラスのブランド、サーカスがしないでどうする。サーカスは常に流行に乗り遅れない。
 新時代のOS、Windows Vista が登場するや否や、ゲームプログラムのVistaサポートに追われる所かこれを逆手にとって繰り出すVista対応バージョン。パッケージングだけを変えるという大胆な手法により、Vistaイノベーションの流行の波に乗る事にサーカスは成功している。ハードウェアメーカーですらVista対応にてんやわんやだった今年初頭の時期にサーカスは一介の18禁ブランドながらやって見せたのである。サーカスブランドは常に流行に乗り遅れないのだ。Vistaに流行がきているかどうかはとりあえず置いといて。
 そして、それに加えて名称に「サーカスランド1」と番号を付記する事によって、サーカスの新しいシリーズが始まる事を予感させ、掛け値なしに期待を高めさせてくれる。次のサーカスランド2が発売された時にまったく混同することなく購入できるという初心者にも優しい配慮を忘れることは無い。
 シリーズ物はついつい揃えたくなってしまう複雑なヲタクゴコロを初っ端からくすぐる心憎いばかりの演出に成功している。サーカスは常にエロゲヲタの味方なのです。
 しかしまったくの新しいゲームというわけではなく、ゲームシステム上では誰にでも楽しさを共有できるボードゲームを採用し、ゲーム性にも十分配慮。キャラクターは既に世に広く知れ渡っている自社ブランドキャラクターを惜しむことなく出演させ、ファンにはたまらない仕様となっている。
 つまりこれは、団長の「おめぇらの愛してやまないキャラクターだが、まだ遊び足りねぇだろ?」という心憎いばかりの暖かいプレゼント(ギフト)なのだ。贈り物を頂いたら心ばかりの謝礼を述べることこそすれ、文句など言ってはならないのである。常識的に考えて。
 だから、公式トップページの絵がヤル気なくても、「音夢のCVは安玖深音じゃない。鳥居花音じゃなきゃ嫌だ!」と思っても、「すくみず~フェチになるもん~はハズレだから入れないでくれ。知ったらやりたくなる人に買わせる気ですね」と思っても、「どう考えても挿入歌多すぎ。次なる布石かよ。恐ろしい」と思っても、「いまさらアリエスとか、キャラ汁搾り出すにも程がある」と思っても、「つーか、二次創作(同人)よりオフィシャルサブストーリーのほうが多くないッスか」と思っても、思ってはいけないのである。
 まさに、「逆に考えるんだ」の発想である。
 今回は私の尊敬するナスティ・ボーイことK氏から熱くレビューして欲しいとのご依頼を直々に受け、本気でレビューしようと思ったら前置きが長くなってしまいました。本編に進みます。
 ゲームをスタートさせると、パートナー選択(攻略するヒロインを決める)→名前設定→ボード選択(盤の大きさ)→周回数設定と、ゲームの設定をとんとん拍子に決めていく。
 物語は、ヒロインと主人公が初音島にやってきて初音島ミスコンテストに出場するというのが大まかな導入シーンとなる。
 私が選ぶパートナーはもちろん、名無し(水夏)である。これ以外に選択肢は無い。何の為にサーカスランド1をプレイしているのか、ご一考頂ければ解かると言うもの。そんなん、ゆりしーが出てるからに決まってんじゃん(前説台無し)
 魅力・根性・身体能力・知性の4つのパラメータが最終目標となるミスコンテストに関わるパラメータとなる。よって、これをボードゲーム内のトレーニング等で伸ばしていくのが本道となる。そして肝心のミニシナリオは親密度パラメータを増やすことで進んでいく。ほかに、ボード内のショップで衣装を揃えてパラメータを補正したり、ボードゲーム内でアトラクション物件を持ったり(いたスト的な)、トレーニングに失敗すると溜まるストレスパラメータ、他者を妨害するカード(桃鉄的な)などの要素が絡んでくる。
 こうやって並べてみるとなんだか楽しそうだが、気が狂いそうになるほどつまらないので覚悟した方がいい。むしろボードゲームの存在自体が突っ込み所なわけだが、それだとサーカスランド1の存在意義が失われる厳しい突っ込みとなってしまう。しかしそこは我らが団長。素晴らしい伏線を敷いてくれます……ま、それは最後に。
 さて、ボードゲームのつまらなさを紐解いてみると、こういうことだ。
 妨害カードは1ターン消費するわりに逆転を狙えるような物ではなく、使い道がない。この妨害カード以外で他キャラに絡む要素は無く、最後のコンテストでパラメータ比べとなるだけだ。この時点で複数人数で楽しむボードゲームの良さは失われる。
 アトラクション物件マスは特に使い道が無く、そもそもお金に執着しても特に価値がない。お金が多くても有利にはならない。お金に関する要素はこれで否定される。
 トレーニングマスはミニゲームによってパラメータを上げられるが、ハートのマスに比べて効果が少ない。ミニゲームはこれでもかと言うほど小学生プログラマーレベルなので何も期待しないように。よってトレーニングマスもスルー対象となる。
 「?」マスで出てくるミニクイズは難易度がかなり高く、ゲームをプレイしていても難しい。俺で言うと「D.C.」「水夏」「アリエス」はプレイした事があるが、プレイした事がない「すくみず」や「ガッデーム&ジュテーム」などから出題されると正答率はヒドいことになる。団長信者のみ止まって価値のあるマスだと言えるが、そもそもクイズに正解してもお金しかもらえないので「?」マスもスルー対象となる。
 と言うことで、ボード上で目指すマスはハートのマスだけである。ハートのマスだけを狙ってトレーニングとコミュニケーションを積み重ねれば簡単にクリアが可能。ボードの広さで難易度が表示されるが、実は分岐の多い上級ボードのほうが簡単に勝てる。
 ちゃんとゲームバランス調整してますか団長。ユーザーの興味を引ける要素さえあればなんでもいいとか思っていませんか団長。
 あと、システムについてもう1つ。ボタンや矢印をクリックした際に何も反応が無いのは困る。押した感じがしない。操作系に問題が無くても、人間工学的に扱いづらいと評価される。もともとサーカスのシステムは弱い部分であるが、なんとかして欲しいものだ。
 さて、音夢ルートでの冒頭の杉並のセリフだが、
> 杉並「お前、ミスコン出ねぇか?」
> 主人公「俺、ミスじゃねーもん」
> 杉並「お前の存在自体がミスだろ」
 ……。
 団長……これは深いですよ。あまりにも自虐的なギャグですよ。
 そもそもダ・カーポというゲームに今回の主人公は登場しません。そんな今回の主人公に対して音夢が当たり前のように「兄さん」と呼ぶ違和感すらギャグにしてしまっています。主人公の名前変えてるのに杉並が主人公の事を「朝倉」と呼んだりするしね。
 しかし、この一言はそんな自虐的なギャグでは収まらないと思っています。
 この杉並のセリフは今回のサーカスランド1を端的に表現している一言と言えます。ゲームスタート5分の冒頭シーンで出てきてしまうこの脅威の伏線。ボードゲームに入る前から、このボードゲームに対する伏線を張っているのです。ゲームシステムに対する伏線など、私は初めて見ましたよ。
 ゲームシステムだけにとどまらず、杉並がサーカスランドの主人公に対してこのツッコミを入れている点に着目すれば、主人公はすなわちユーザーの分身であり、
> 杉並「(このゲームを購入した)お前の存在自体がミスだろ」
 と言うツッコミへと昇華されることになります。
 あまりにも奥の深いこの名言。団長には本当に頭が下がる思いです。
 ま、私はゆりしーボイスゲーとして100%楽しんでしまいましたが。団長最高!!!
 サーカスランド2も期待しています。

2006-08-07

キミキス


 キミキス始めてみました。
 いきなり妹にキスで起こされそうになりました。
 電源を切りました。
 終了──。
 で終わると、先陣をきった切り込み店長Y氏に申し訳が無いので、先に進めることにする。
 菜々、登場。
 小さなツインテールに明るく甘え上手の、主人公の妹。
 まぁ定番かな……。
 どうやら攻略できるらしいのですが、妹ですよ……? これなんてエロゲ?
 星乃、登場。
 セミロングの主人公の憧れている女の子。一応、メインヒロインになるだろうか。
 ファーストインプレッションでは一瞬すれ違う程度で終わってしまったのでよく分からなかった。
 祇条深月、登場。
 黒髪おかっぱのお嬢様。
 ベタベタのキャラクターだが、こういうキャラは化けるよね……。後半が楽しみです。
 ボイスが……なんと言うか、鼻が詰まってるんだろうか?
 里仲なるみ、登場。
 ショートカットの下級生。菜々の親友。
 こみパアンソロ第28巻あたりで提案された、うどんをこねる萌えキャラらしい。それはどうだろう。
 いきなり好感度が80%ぐらいありそうなんですが……。
 しかしこの声どこかで……キャラクターは凄くいいのにイライラするのは何故だ……。
 水澤摩央、登場。
 ツインおさげの先輩。幼馴染みらしい。
 中学の頃はがり勉だったが、今ではすっかりヤリマ……垢抜けたお姉さんになっているらしい。登場シーンで過去を使ったギャップを出してますが、こんなに飛ばして最後まで持つんでしょうかキミキス。
 咲野明日夏、登場。
 ポニーテールの活発な娘。男子サッカー部に所属する。苗字と部活でさっちゃんを思い出すのはいけないことだぞっ。
 これはひどい……塾長が大変好みそうなキャラである。
 二見瑛理子、登場。
 クールビューティーとミステリアス担当か。
 IQ190とか言ってますが……こういうキャラは反応に困ります(笑)
 スルー対象でいいよね?
 なるみがしょっぱなら奥義制服エプロンを披露。
 ハナから飛ばしますね。
 ちょwwwご主人様キタコレwwwwww
 祇条さんが突然主人公の呼び名を「ご主人様」に。
 コンシューマーゲームでそうくるかよ……主人公の名前改変可能なので、デフォルトの名前でもボイスでは呼んでくれない。つまり何かしらの代名詞が欲しい所なのは解かるが。
 つーか、このお嬢様大豹変しすぎ……なんだよこのギャップ。これはひどい……(笑)
 菜々が水泳をしているシーンに出くわす。
 スク水は別にどうでもいいのだが、ツインのお下げをおろした菜々に激しくなりそうです。
 ファーストプレイはとりあえず沈没しました。
 星乃さんのルートに進行。
 放課後のプールに二人で入ってキスしまくりって、これなんてエロゲ。どう考えても一発ヤッてますな。
 摩央姉ちゃん、明日夏(ポニ子)、二見さん(クール)と進行するが、特に面白い箇所は無かった。
 そして祇条さん(お嬢様)ルートに進行する。
 一緒に下校するイベントで、突然の雨に木の下で雨宿り。
> 祇条「手を繋いでください。」
> 主人公(祇条さん……。)
> 主人公(祇条さん!)
> 主人公(祇条さん……!!!)
 そして場面転換。いつしか上がる雨。
> 主人公「ごめん、衝動が抑えられなかったんだ。」
> 祇条「私、このことは一生忘れません……。」
 ちょwwwこれって野外やってんじゃないの?
 しかしここからラストまでのシナリオは感動的だった。涙のエフェクトがすばらしい。
 栗生恵、登場。
 頭が爆発してるのかと思ったら、かなり適当に結ってあるらしいツインのおさげ、そしてデコどめじゃなくて前髪どめ。ハキハキとした性格の風紀委員。
 あぁ……これは聞きなじんだ声だわ……(笑)
 中原麻衣さんですね。間違いない。見事にソムリエイト。
 しかしシナリオを進めて行くとキャラクターが合わないことが発覚。なじられるわ投げられるわの心技一体の攻防、いや、防戦一方。
 これは俺向けのキャラではない……orz
 つまり、最後の最後にしかクリアできないアレですか。菜々ですか。俺は菜々ですか。
 ゲームスタート直後からキスをしようとして引いてしまったのだが、ゲームをプレイしているうちに「あぁ、こいつはこんなキャラなんだ」と慣れてしまっている俺ガイル。反復練習って凄い効果ですね。
 妹の部屋にノックもなしに入ってお着替えシーンというお約束的イベント発生。
 この兄ひでえwwwwww
 もちろん菜々にギャアギャア言われてしまうが、ちょっと落ち着いた後、
> 菜々「それでなんの用だったの?」
> 兄「えーと、なんのようか忘れちゃったよ。菜々のパンツしか思い出せない」
 当然のように、菜々に「もうしらないっ、えっちっ!」とか言われて部屋に帰る主人公。
> 兄「ふう・・・とんだハプニングだったな」
 お前はなんでそんなに満足げなの?
 さらに菜々とお風呂でバッタリイベントきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 濡れたタオルで体を隠してもエロいだけなんですが……このエロ妹はどうしたらいいんでしょうか?
 コンプリートした所で総評。
 シナリオはこのテのゲームならそれなり。想像力で楽しませる仕様となっているため、そんなに深い話は無い。思う存分脳内2次創作が可能である。ちなみに、ゲーム内で言う好きルートはエロシナリオ、仲良しルートはキャラクターシナリオと思ってもらって構わないだろう。
 グラフィックは悪いほうではないだろうか。いや、絵としては俺は好きな部類の絵柄なのだが、昨今のコンシューマの水準では、これはレベルの低いほうだ。もっと演出に凝ったほうがいいだろう。
 音楽もそこそこ。これはと思うような曲はなかった。
 システムはかなり悪い。PS2とは思えないほど自由度が低い。テキスト表示スピードの調節、スキップ機能ぐらいは付けるべきだろう。マッチング会話システムはなかなか面白い。
 総じて、TLS好きならなかなか楽しめるのではないだろうか。だが、演出もシステムもその世代と大差無いので注意が必要だ。

2006-05-06

この青空に約束を─


 仲間内でも評価の高い、その中でも師匠の評価が高い、ショコラ、パルフェのシラリオライターが送り出す戯画の新作。それがこの、この青空に約束を─。
 システムに定評があるようだが、公式サイトが使いにくいっつーか、レイアウト崩れまくってるんですけど。キャラ紹介とかフレームに隠れて文字が読めません。こんな少ないページ数でわざわざフレームを使うまでも無いだろうと言いたいのだが。
 略称は難しく、「青空」と言えばAIRの挿入歌や果て青などが思い出され、「約束」では通らない。結局、「この青空に」ぐらいは言わないと、特定できないのが残念だ。

ゲーム日記

 始まりはひなた荘?
 ありえない勢いで美少女の揃った学生寮に、男子生徒は俺一人。
 すでに好感度MAXの幼馴染みに、気も悪知恵も効く生徒会長のお姉様、島を一変できる地位のお嬢様、無口系のおかっぱ少女、子供のような言動が目立つ担任女教師兼管理人、そしてやってくるツンデレ転校生。
 やっぱりひなた荘で問題ありませんね。
 第1章。
 ツンツンの転入生、凛奈を量の一員として迎え入れるまでが、第1章。
 4月からスタートの寮生活って、とらハ2やミルシーなんかを思い出すけど、実際それに近いものがあるね。安心してテキストを読み進められる王道感。行き先選択に見せかけてキャラクターアイコンを選ぶスタイルの選択肢も、その感じをより一層強くしてくれている。
 「ここはこうするのが王道だろー」っつーことを恥ずかしげもなく惜しげもなく展開してくれる。確かに嫌いじゃない。東鳩シリーズにしても、とらハシリーズにしても、ミルシーにしても、話題性の高くなるゲームというのは、王道であることが多い。え? 最後のは違うって? ぶっこぉすぞ!(ぉ
 と言う訳で、ぼくらの七日間戦争はまだですかー? とワクワクしてしまいます。
 第2章。
 特定の女の子と仲良くなっていく、第2章。
 思考や状況判断による選択肢ではなくキャラを選ぶだけの選択肢でシナリオが分岐していくなら、ファーストプレイからオンリープレイで問題無いわけで。最初はまず宮穂を目指す。
 宮穂は、仲間内でもクリアしている人が多かったことにプラスして、公式サイトの人気投票で最下位を走るシナリオ不遇キャラであり、年下の先輩呼びキャラであるという点も著しく評価してのファーストプレイに抜擢した。
 この人気投票はなかなか信頼性があり、実際にシナリオの評価のある海己(幼馴染み)と奈緒子(生徒会長)でワンツーを決めていた。
 普段ならオープニングムービー登場順にクリアを目指すので、海己ルートから目指してしまう所だが、やっぱり持つべきものはソムリエ大先生友人ですな。
> 「私をお求めですか」
> 「……だっこして、ください」
 定番と言えば定番だが、この軽いギャップこそまさに王道。
 こんな岩陰で……海辺の岩陰でやってもいいと思っていやがるのかコノ野郎。ええ、誰に言っているわけでもありませんよ? ですが、コノ野郎!
 そんなこんなで宮穂クリア。
 なかなか面白かったんだけど、1章と2章3章の路線の違いに戸惑う。
 続けて、静。
 エンディングの静が静がと大変騒がれていますが、正直、このシナリオに評価するものは無かった……。
 唯一、下の毛一本のイベントの際の、宮穂が最高に面白かったぐらいか?
 「いや、それはありえない」と言う単語を呟きつつ、静クリア。
 3番手は沙衣里先生。
 先生って付くほどだから俺にはありえないんだけど、微妙に子供すぎる言動が面白かったりする。いやむしろ、さえちゃんのダメな行動に対する主人公の心の中のツッコミが面白すぎる。
 宮穂に匹敵するギャグキャラであったが、職員会議は高評価。さえちゃんクリア。
 さぁ、凛奈シナリオに突入だ。
 第1章からして特別扱いを受ける凛奈。CVは強烈なビッグネームを起用していることからも、その存在感は大きく感じる。
 だが、俺の感じている感情は精神的疾患の一種のようでした。
 凛奈バカスwwwwwテラバカスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 除夜の鐘を一つ突くたびにwwwwバカスwwwwwwwwww
 爆笑のまま、凛奈ルートをクリア。宮穂に匹敵する面白さだった。ある意味。
 キャラ的には無いのだが、その面白さにテンションが上がった所で、俺的最難関の奈緒子ルートへ突入。生徒会長だ。
 こいつは計算高く、自分が一番でならないと気がすまない性格のクセに、主人公に対してだけはダラ甘。
 シナリオ的にもなかなか面白かったのだが、最後の最後のエピローグ。奈緒子に1年間合えなかったことに対して、身の潔白を言葉で証明せよと迫られた主人公の、
> 「お前に触れられただけで、すぐ出る」
 に大・爆・笑。
 せっかく綺麗に終わるんだと思っていたのに、この仕打ちは何?
 そしてオーラス。海己である。
 ゲームスタート時から好感度120%の幼馴染み。
 まぁね、今までのルートの中でちらほらと出てきた伏線でシナリオは読めるんだけどね、それでもこれはイカンですよ。高見塚祭のウェwwwwwwwシーンで泣きました。はい、号泣。ちなみに「w」は伏字です。
 海己の独白は耐え切ったのに、あの長い独白は耐え切ったのに、主人公が海己を抱きしめて泣いているシーンが耐えられなかった。
 さすがにメインヒロインかと。
 ここで終わると思いきや、物語はまだ続く。オープニングタイトルに新項目が追加される。
 そう、各シナリオで目標としてきた、約束の日だ。ここまでのキャラ別シナリオは、これが訪れる前に完結し、これの後がエピローグになっている。
 うん……解かってるんだけどね。
 解かっているんだけど、号泣が止まらない。
 そしてそれに拍車を掛ける、卑劣なまでのエンディングロール。
 え? まだ隠しがある?
 綺麗なままで終わらせてください。

総括

 では総評。
 シナリオはさすがのディープインパクトが1発。その他の各キャラシナリオパートは、王道の展開を見せるのに小気味良く読め、まったく安心して見ていられるもの。古き良き To Heart、とらいあんぐるハート2等を彷彿とさせるものがある。ただ、パルフェより幾分インパクトに欠けるため、その点は評価を下げるだろうか。舞台設定やキャラ設定などは、パルフェより好きなんだけどね。設定だけではなかなか。
 CGはおしなべて微妙。パルフェとまったく変わりは無く。これも安心感を与えるものなのだろう。
 音楽はたいした評価は出せないのだが、グランドフィナーレのエンディングロールが最凶最悪。これ聞いたら、多分また泣くっつーぐらいヤバイ。
 システムは軽快にしてかゆい所まで手が届く超親切設計。その使いやすさを公式Webサイトにも活かして下さい

2006-04-08

車輪の国、向日葵の少女


 倒壊の参謀、そしてナスティ・ボーイと絶賛され、推挙を受けた作品。同志たちならともかく、属性の違う2人が推薦したことでキャラ萌えとかじゃなく本質的な面白さに期待をさせられる。
 略称は、「車輪」と呼ばれることが多い。
 このゲームは萌えもあるけど、なかなか少ない。ゲーム中もそれほど吼えることも無かった。まぁ、そこはそれ。少なければ少ないで些細なことで吼えるようになるだけだが。(相対性理論)
 シナリオは非常に面白い。特に2章3章は超盛り上がる。ギャグもかなり笑わせてもらった。チョー気持ちいいはさすがに大爆笑。声の人も神。法月先生のセリフも痛快、声もイイ。「謝るな」やラストのセリフなどは最高。社会風刺にもなっている。残念なのは、5章にダルさを感じてしまう点。5章の初っ端でこの物語最大のトリックが登場するが、それ以降が続かない。いやこれだけのトリックなのだから続かなくて当然なのだが、ここからラストまで想定の範囲内で全てが進む。また、解けていない謎は解けないまま放置される。あれは何? と言う疑問がいくつか残ってしまう点も残念。5章開始時の謎明かしに、解けてない謎を組み合わせたもう1発を期待してしまうレベルのシナリオテキストだけに、謎が解かれなかった点も不満になった。だがしかし、ヒロイン対象4キャラで、灯花で2泣き、さちとラストで1泣き。泣きゲーではないので文句無いレベルだと言える。
 CGは……かなり惜しまれる部分。それ散る臭い(西又臭)のだ。テキストに助けられている部分は非常に多く、また、肝心要めの夏咲、法月に限ってダメっぽいCGが多い。場面転換の際に出る下書きのようなCGは良いものなので、塗りの人が甘いのだろう。無理して3D使うのも痛々しい。法月のCGには圧倒的な存在感……凄みが無い。これも寂しい。しかしこんなレベルであるからこそ、たったの2ドットにしましまを感じ、狂喜乱舞出来るよう思考が指定されるのだ。(ぉぉぉぉ
 音楽はそれなり。これぐらいで普通なのだろうが、もう1歩を求めてしまう。
 システムは不安定だと聞いていたが、そんなでもなく至って通常レベル。ひたすら使いやすいとも感じないが、使いにくいとも感じない。プロローグのシーンのようなものが本編中にもっとあっても良かった。
 総じて、やって損は無い名作レベル。基本的に1周回で終わってしまうので、忙しい人にも優しい。学生でも社会人でも、非常に楽しめ、遊べ、学べるいいゲームだと思う。

2005-05-27

パルフェ


 漢祭が誇る塾長、勇者王、声のソムリエ先生、鬼畜王となんと4人もの推挙を受けたこのゲーム。またしても「メイド喫茶アドベンチャー」と銘打って、明らかに私の趣味には合わないんですが……再びヤル気が出ません。
 しかしながらあの趣味嗜好の違う4人が声をそろえて勧めてくるからには、何かあるのでしょう。むしろお奨め的にはこの「パルフェ」がメインでショコラは前座らしいのだ。期待に応えてくれるのだろうか……。
 略称などは特に無く、そのまま「ショコラ」と呼ばれる。

ファーストプレイ

 システムがなかなか軽快でよろしい。ショコラよりも若干軽快になっている。
> 「…ブリックモール?」
 恵麻、登場。
 黒髪ポニーテールのお姉さん。義理の姉さんらしい。
 エマと言うと何処行くの恐怖の妹や、機動戦士Zガンダムのエマ中尉などが頭に浮かびます。
 設定からして無理ぽ。
> 「無駄」
 里伽子、登場。
 主人公曰く、冷静冷徹の女の子。ファミーユではチーフを務めていた良き参謀。
 なんて言うか、微妙に首の長い人だ。
> 「な~るほど……それで今日は暗いんだ、せんせ」
 明日香、登場。
 主人公が家庭教師で教えている教え子。小さい……ポニっ子。
 それにしても、大きいねぇ(謎)
> 「いや~ん本当に迎えに来てくれたんだ~。かすりちゃん感激~」
 かすり、登場。
 黒髪ロングのお姉さん。厨房まで任せられるファミーユ再建に必要とされる人材。
 そして、サクサクっと日は進み、オープニングムービーが流れる。
 ショコラに続けてまたメイドさん乱舞かと思っていたけど、オープニングまではそうでも無かった。うんうん。むしろ開店しなくてもいいとか思う俺。
> 「その洗礼は小学生時代に受けたから痛くも痒くもない! か・と・り・れ・あ!」
 玲愛、登場。
 いきなり噛み付いてきたキュリオ3号店のフロアチーフ。大きな黒いリボンのツインテールに、ツリ目の娘。
 あー、あきらかにツンデレだけど、俺が打つ所じゃないよね~(ぉぉ
> 「えっと、皆さんはじめまして! か……風美由飛って言います」
 由飛、登場。
 前作に続けてメインヒロインっぽい位置にいる電波娘。歌声がとても綺麗らしい。可愛い服が着てみたかったとかいう不思議な理由でファミーユに参加する。
 さて、どうなりますやら……。
 ファミーユが開店してから1週間、恵麻姉さんが復活。
 しかし、私的にはどーでもいいって言うか。
> 「てんちょ……わたしも、せんせのこと、てんちょって呼ぶの好き」
 く……(萌)
 あっさりと……皆の期待通りに負けてしまいそうです。
 なかなか悲観的な展開になっているかと思いきや、普通に楽しく喫茶店経営している主人公。
 ……。
 玲愛と由飛が姉妹であることが発覚……?
 え、なにこれ? ひょっとして丼食えやって展開?(ぉぉ
 どうやら由飛が姉で玲愛が妹らしい。
 しかし、由飛に「仁」と名前で呼ばれるのはあまり納得が行かないような……(笑)
 ふーむ……。
 適当に進めていたら、やはり誰のルートにも入れなかったようで、物語は突然タイトル画面に戻りました。
 さて、どこから食べますかね……。

かすりシナリオ

 スルー対象だった里伽子は最後に、と言われたので他キャラから入ろうかと思うが、恵麻姉さんのシナリオはかなり奥がありそうだし、玲愛と由飛がセット商品であることを加味すると、明日香とかすりさんで掴みのシナリオとなるが……。
 ショコラと違って安全牌であることが確定している明日香はもう少し後で食べたい。
 と言う事で、まずはじめはかすりさんルートを目指そう。
 かすりさんは、京都の老舗和菓子屋の娘。あっさりとした性格だが黒髪ロングの大和撫子。
 普通に打てそうなコースだが……どうだろう。
 なんだか、ファーストプレイとは変わらないんですが……。
 クリスマスも近付き、このままバッドエンドへ直行なんじゃないかと危惧していた所へ、かすりの姉登場。
 来たよキーマンが……。
 主人公とかすりが付き合っていることにして駆け落ち同然で出てきた京都の家。そろそろ結果、結婚か連れ戻すかでかすりの姉が出張ってきたのだ。
 主人公のことを下げて言い、かすりに家に戻るよう説得するかすりの姉。そこへ、姉バカの恵麻姉さんが登場し、竜虎相打つ。会話が普通に面白すぎ(笑)
 はっ!
 黒キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
 黒キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
 さぁ、皆さんも、ハッスルハッスル!(謎)
> 「う、うん。ごめん。わたし、悪いこだよねぇ…」
 しja;lwrrhq.,rpldwqのとりれちれ!!!???
 さて、物語はサクサクとギャグ展開を織り交ぜて進み、
> 観客「お前が処女奪ってポイ捨て男かぁ~?」
 あ痛ッ!? なんでこんな所で俺が……イ、イタクナイヨ?
 とまぁそんなこんなで無事にかすりさんエンド。
 この時点でショコラの最萌キャラである美里を越えている安心感。さすが、薦められていた作品のパルフェだ。
 それにしても、板橋さんカコイイよ……(ぉぉ

玲愛シナリオ

 では次は、かすりさんがなかなか面白かったことを受けてテンションが持続している今、明日香ルートに入るのは非常に持ったいない。ということで、玲愛→由飛ルートに入るとしよう。
 ちなみに玲愛も非常に分かりやすい子なので、安心して見ていられるだろう。萌えはしないが(ぉぉ
 なるほど。
 ゲーム期間は10月の初めから12月のクリスマスまで、前作同様の期間をとってあるが1日ずつだとどうしても中だるみしてしまう長さなのでポイントポイントを踏まえた日付しかない。前作では6月1日がルート確定だったようだが、今作では12月24日となっており、個別シナリオとしてはほぼ12月24日からがスタートとなる。クリスマスまでの3カ月はほぼ前座なわけだ。
 あ、玲愛シナリオの場合にクリスマスを越えるとどうなったかと言うと、玲愛・由飛のとらいあんぐるハートが完成。
 なんだろう……この激甘な姉妹の争奪戦は……。
 恐ろしい……これがパルフェの力……!(謎)
 とかなんとか言っても俺のストライクゾーンからは外れているわけで……(笑)
 それにしても「精神注入」は爆笑させて頂きました板橋さん。やっべぇ……またまた板橋さんカコイイよ。
 どんどん板橋マジックにかかっていくんですが……(ぉぉ

由飛シナリオ

 では次は、玲愛とセットの由飛ルートを目指そう。
 天然天才にして妹の玲愛とは対照的な性格。
 やっぱり由飛ルートでもバーサスイベントが迫ってくるのだろうか。
 ストライクゾーンに入っていない玲愛ですらあれだけの威力を持っていたんだ……天然娘の由飛だと……。いけない! 逃げて!(ぇ
 さすが由飛だ……。前座である10~12月もがんがん攻めてきます。天然アビリティで!
 そして問題のターニングポイント、クリスマス。そこで由飛は、必殺のぉ……千紗きっす☆(ぉ
 つーかさぁ……これってどう考えても、里伽子ルートの伏線だよね? 里伽子激痛?orz
 うあ……。
 申し訳ない。大変申し訳ない。泣いてしまいました(てひ☆
 この俺が……メイド喫茶アドベンチャーごときでぇぇぇぇ!?
 それにしても板橋さんは最高だ。

明日香シナリオ

 盛り上がってまいりました。それでは、メインディッシュへと参りましょう。
 なんていうか、4番バッター? 主砲?
 明日香ルートへと入ります。
 前座である10月~12月からガンガン攻めてきやがって……!
 由飛を警戒し、かすりさんの情報には食い付く素直で興味津々なお年頃。
 すいません。勝てません。(ぉぉ
 何、その目。やべぇ……本質的にやべぇ。ありえない見上げ方をしていますよこの娘! ダメ! それは誘いすぎ!(ぇ
 ひぃっ! キキキキキキスキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!(中学生?)
 手が、手がぐぅですよ、せんちょ!(謎)
 ぬぅ……。春原君のようにひぃひぃ言いまくってますが、何か?(何か?)
 年が明けて新年。まだ明日香との関係を公言できない主人公と明日香。由飛の行き当たりばったりな提案で新年鍋大会in主人公宅。
 悶絶する明日香も可愛いが、むしろ鍋奉行の玲愛に大爆笑。
> 瑞奈「…どうしてそこまでアク取りに執念燃やすのよ」
 ぬぅ……恐ろしい娘(ぇ
 主人公は、明日香に惚れるとなんだかんだにつけて明日香の仕草を「琴線に触れる」と表現する。
> 明日香「最初に会ったときは、『おに~さん』だった…。一年前に『せんせ』になった…。また、新しい呼び方ができたのに…。」
 主人公だけじゃなく、俺の琴線にまで触れてきやがりましたよこの小悪魔っ娘は……!
 『おに~さん』……いい響きじゃないですか。『おに~ちゃん』だぁ? ペッペッ!!(ぉぉ
 さすが明日香。やばい人。危険だと知りつつも罠に嵌らざるを得ないオトナとコドモの魅力。
 至福でした。(謎)

恵麻シナリオ

 さて、いまいちテンションが上がりませんって言うかむしろ下がるんですが、恵麻ルートを目指したいと思います。
 ……。
 攻略難しすぎるよ!!(笑)
 と言うのは俺だけなのか……? 里伽子も同時に進めないと恵麻シナリオに入れない。俺、里伽子、好きくないアルネ。当然、選択の余地無く(ぉ
 スキップしまくれると言えど、テンションの上がらない恵麻ルートのために何度も何度も何度も何度も繰り返しプレイしていると投げていいですか。ってか、投げる。と言いたくなってくる。つーか、無理なのだ(ぇ
 そして、今までのシナリオが展開した12月24日、同じように恵麻ルートも展開した……絶望的な展開を。
 Ctrlキーで飛ばせるようにしておけよ!!!(ぉぉぉ
 目がイッちゃってるよ恵麻姉さん!!(ぉぁ
 えちぃシーンの節々に今後の伏線になるような単語を置くなよ!! 読み飛ばせない!! 頼むから逝ってよしシナリオライター!
 うぐぅ……。
 正月には帰省……規制規制規制!!
 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……マジ de 逝ってよし、シ ナ リ オ ラ イ タ ー!!
 普通の人に……このテキストは書けるのか……?
 そうか、判ったぞ! 超・テキスト。これしかない。
 クリアしました(無表情)
 正直、勘弁しる。里伽子の伏線はたくさんあって楽しみだったが、恵麻は無理。

里伽子シナリオ

 では漢塾では「ラスボス」と呼ばれている里伽子ルートに入るとしよう。なぜこのキャラがラスボスなのかは……1回プレイすればなんとなく判る。引かれる伏線の質が他のキャラとは違うのだ。
 まぁ、あの場面で待つんだろうな……つまり、恵麻とのトライアングル……む、無理。
> 素っ気なく扱われ、どれだけ近づいても距離を置かれ、けど、ときどき優しい言葉をかけられて。
> ただ、それだけで、こうして明日への活力を得られるってのは、俺の中に脈々と眠るMの血の為せる業だろうか?
 ……恐ろしい子!!(主人公が)
 感情移入が出来なくなってきたんですが、そろそろパルフェも潮時と見て次行っていいですか?
 そして問題のクリスマスイヴ。聖なる夜は性なる夜でさ~ねっ!(親父)
 キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
 い、いきなりそげなコつォ?(ぁ
 なんだよコレ……なんなんだ、このM属性ポテンシャルの高さ。双方打ち合いって言うか「打たせ合い」。どっちも磁石のMだろうがよォ……(ぉぉ
 え、あっ!? キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
 すげぇ……!
 性なる夜ですらコレの伏線かよ!!
 そこからはもう、もの凄い勢いでクリアしてしまいました。
 これはイイわ。お見事お見事。恵麻とペアシナリオだからってバカにして正直スマンかった。

総括

 さて、総評。
 シナリオはショコラよりも全体的なレベルが上がっているのが見て取れる。里伽子と由飛のシナリオは突出。感動だけなら由飛だが、総合力ではやはり里伽子か。さすがラスボス。
 CGは特に目を見張るものは無い。ひらひらして下さい。じゃなくて、もうちょっと印象的な絵があっても良かったと思う。絵が、シナリオテキストとシステムに大きく負けている。
 音楽はショコラより若干落ちている。ただ、由飛シナリオから見ても判るように作りこみはパルフェの方が上か。
 システムは非常に軽快。基本に忠実で、痒いところに手が届く良いシステムだ。ここまで良ければ、もう少し演出に凝っても……と思ってしまう。
 総じて、ただのメイド喫茶ゲーでは終わらない所が良い。俺みたいな非メイド属性者も十二分に楽しめる。泣きアリ笑いアリのよく纏まったゲームでした。