2002-04-08

思い出もユーラ…


 昨今のゲームにキャラクターボイスが入っているのは当たり前の時代になってきている。あの Final Fantasy X ですらついているのだ。
 そんなゲームの中で、 Close to は2001年最高のイチ推しゲーなのですが、極端にネタが少ないので飽きっぽい俺はなかなか萌えの持続が難しいですね。
 当然ながらその Close to にもキャラクターボイスが付いているのですが、その Close to の遊那のキャラクターボイスに、麻績村まゆ子(以下、おみまゆ)さんと言う声優さんがいます。そのおみまゆさんがベストアルバムを出したそうなので、K氏やY氏がCVの歌というネタを多分に持ち合わせているので、俺もそれに乗ってみました。この斬るか斬られるかの世界では自分専用の武器が必要ですからね。シャア専用ザクみたいな(違)
 ちなみに、それをおみまゆさんにした理由は「発売されてすぐ」「萌えランに入っているキャラクターボイス」「ラジオで宣伝してたから」という理由で、他には理由がありません。おみまゆさんが声を吹き込んでいるキャラについてはA氏に教えてもらいましたが、 Close to の遊那しか解かりませんでした。おみまゆさん自身のキャラも「遊那そのまま」とぐらいしかM氏には聞いていませんでした。こういうモノは自分で調べるのが基本らしく、誰も詳しいことは教えてくれません。体当たりで逝けって事ですな。
 と、いうワケで麻績村まゆ子さんのベストアルバムをゲット。その時に「麻績村まゆ子イベント参加券」というものがオマケに付いてきました。
 それで先日、そのイベントへ行ってきましたので、そのレポートをしたいと思います。
 ちなみに俺は声優というものに興味を持って約3ヶ月です。こう言ったイベントには初参加なのでツッコミ足りない至らない点があるかと思いますが俺が感じた感想を素直に書き綴っていこうと思います。それまでの声萌えというと、声優と言うよりもむしろキャラクターの声から連想されるキャラ萌え。
 時と場所は、桜も散りし三宮。
 久々に神戸までやってきました。歩いて遊んだことがある地とは言えさすがに見知らぬ土地なので、朝早くに到着した俺は、開催場所のゲーマーズの場所を確認して車の中でその開催時間まで爆睡しました。しかしその開店前のゲーマーズの前には人がいたのですが……もしそれがこのイベント目当ての人だとしたら正直俺には荷が重かったカモ……と、戦う前からすでに負け犬気味の俺。人っ子一人いない閑散としたアーケード街にたたずむ青年。彼の行方を気にかけながら眠りにつきました。
 開催10分前に携帯電話が鳴るように設定しておいたのですが、30分前に車内が暑くて起きてしまいました。ええ、決して期待という第6感(小宇宙)が高まって起きた訳ではないですよ?(ぉ
 今から行くと時間を持て余しそうなので、ピープルウォッチングでもして過ごすことに。
 前々から思っていたし、友人間での意見も同じなのですが、神戸は可愛い娘が多い。いや、これホントに。全体的にレヴェルが高いような……。舶来都市独特の綺麗な街並の雰囲気がそう感じさせているのかも知れませんが。
 さて、そんな三宮の街並を堪能してゲーマーズに出発です。現実から一気にヴァーチャルワールドへ。なんだか文章にまとまりが無くて読みづらいかも知れませんが、俺は心の入れ替えは得意です(謎)
 とりあえずはゲーマーズ神戸三宮店の店内を見て回りました。かなり普通っぽいですな。大阪日本橋とは比べ物にならないほどピンク色に欠けています。これが本当にあのゲーマーズなのか? 確かにデジキャラットコーナーとかはあるんだけど店舗の奥に設置されています。前面は雑誌コーナーでコンビニみたいな配置です。CDコーナーにはJ-POPが前面に並んでいたような気がします。なんだか落ち着きません(マテ
 しかし店内ではエンドレスループで「ドリルがルンルン クルルンルン」がBGMに流れており、いすちんノリノリ。俺が聞いていた限りでは、確実に5回はループしていたはず。
 CDコーナーから雑誌コーナー、単行本コーナーへ回った時に店内アナウンスで、
「ただいまから、麻績村まゆ子さんのイベントを~~チケットをお持ちのお客様は~~」
 と入りました。
 うむ、それでは行こうか。
 イベントの会場は5m×10m程度の小さなスペース。配管が剥き出しであることやプライズマシンなどが置いてあることから、どう見ても物置きのような場所の気がするが、床・壁・天井に至るまでホワイトペイントされているのでイベントスペース兼用の場所なのだろう。
 ざっと見て10人程度の参加者と6人程度のスタッフが居た。
 参加券には「すくすく発売記念イベント」としか記載されていなかったが、ポスターを見るにどうやら「すくすく発売記念 サイン&握手会」の模様。
 スタッフに参加券を渡してそのスペースに入場するが、座席や立ち位置の指定などは何も無いのでとりあえず端の方に立って待つ。……が、参加者の方々は座って待っているようなのでそれに習う。再度言うが、こういうイベントは始めてなので隣に習うしかあるまい。
 俺の後にも参加者は入ってきており、総勢30名弱といったところか。
 待つこと3分ほどで、おみまゆさんがサクサク登場。
 前説も何も無しで、おみまゆさんはマイクを持ってトークが始まる。
「すくすく発売記念イベントですぅ~、えー神戸ですぅ。神戸にですね~来てぇ最初に思ったことはぁ、ゴミは分けて出すのかなぁと~~」
 いきなりゴミの話題かい!!
 アルバムの発売記念あんま関係あれへんやんけ! このアルバムを作ったきっかけとか選曲のスタンスとか色々あるだろうがッ!!
 ……おそらくイベント参加者全員、心の闇の中で総ツッコミだと思われるが……この時は参加者のノリがいまいち解からなかった状態なので、なんとも言えない。
 しかし話の途中で、さすがのおみまゆさんも総ポカーン状態のイベント参加者に気付いたらしく、話を戻したり戻しすぎてどこかへイってしまったりする。いや、ここから地球環境問題を歌う「ペンギン皆兄弟」に繋ぐなら凄い切り口かもしれない。
 さて、アルバムCDのジャケット等にもおみまゆさんの写真はあったが、実際のおみまゆさんは思ったよりもかなり小柄な印象だった。あとはアルバムの写真と同じ印象。たぶんここで言うと俺はファンに殺されるので言わない。でも、声優さんは皆あんな感じなのかも。話し方や雰囲気といったキャラクターなども、おみまゆさんのオフィシャルサイトにある日記とまったく同じようなイイ感じ宇宙であった。
 当然ながら、俺は外見うんぬんよりも、おみまゆさんの声に惹かれているので全然問題無いです。イイ! オフィシャルサイトの日記を見てからは、さらにそのキャラクターにも惚れましたネ。もう、惚れた! 萌え!(マテ
 商品(声優の場合は声や演技力といった所か)が良ければ問題無い。
 さて、このおみまゆ節も慣れると良い感じ宇宙になってくるから不思議だ。困ったものだ。って言うか、俺が。いや、ここにいる全員か。俺はこの時点で既にお腹いっぱいである。激しく癒し(ぉ
 ひとしきりおみまゆワールドを全力発信した後は、質問コーナーとなった。勇気ある猛者たちの挙手による質問が、おみまゆさんに投げかけられる。
 今後の活動や、得意な料理の話、今年は花見に行けましたか~? 等の質問があったように思う。
 しかしこのイベントの日の朝にやっていた新番組の話題を言われてもさっぱり解からない。精進しなければならないようだ。と言うか、おみまゆさんについての接点と言えば Close to しか無いので、このあたりの話題は俺には辛い部分だ。
 Close to の今後の活動なら俺も聞きたかったが、Close to についてはもうあまり活動は無さそうな雰囲気なので困ったちゃん扱いされるのは嫌過ぎると言うかむしろ刺されそうなので質問コーナーは静かに見守っていた。
 得意な料理の話では、おみまゆさんの得意料理はどうやらシチューらしい。作り方などを説明していたが、最後の最後で、
「でも、たまに美味しかったり美味しくなかったりするんですよぉ~」
 アンタそれ得意料理っちゃうんかッッッ!!
 ……あかん、ツッコミてぇ。でも目立つのは勘弁。参加者の皆様は関西人じゃないのか。誰か勇者はいてくれないものか。うぅ。
 質問コーナーが終わると、握手会に入るらしい。
 ここでマイクを切ろうとおみまゆさんがCDラジカセのボタンを押すが、何かのCDが回って流れる。この流れたCDはネタとして笑えるものらしく、参加者たちはどっと沸いていたが俺にはサッパリ……とりあえず、参加者の皆さんに合わせて笑っておく(超負け犬)
 このCDラジカセ誤操作を2~3回繰り返したのち、握手会が始まった。
 1人ずつ握手して退場となるらしい。「これからも頑張って下さいね」とか「CD良かったです」とか一言声をかけて握手して終わるものだと思っていたが、どうやら1人1~2分はおみまゆさんと話せる模様。と言うか、その場の雰囲気から言って1~2分は軽く話さなければならない模様。
 ピンチだ。ピンチだYO! 超ピンチだYO! おみまゆさんについては Close to しか知らない俺に、そんなに長い時間が持つわけが無い。 Close to のことを持ち出したらきっと困ったちゃん扱い(先入観)だろうし、何を話せばいいんだ。とりあえず無難に「これからも頑張って下さい」って言っとくか。今後のおみまゆさんの出演予定なんて、さっきの質問コーナーで聞いた1つしか知らないけど。あとは……あとは……そうだ、K氏から聞いた言葉の真意を尋ねてみるか。ってダメやん。「なぜ今、おみまゆ?」「おみまゆは4~5年前が一番脂がのっていたような……」……なんて絶対にダメだ。これは間違い無く刺される。俺が。あとは……あとは……うむ、アルバムCDの感想でも言っとこう。それしかあるまい。いやむしろそれしか俺にはネタが無い。あぁ、お菓子とか持ってきちゃってる人とかいるよ。ああ、なんてこった。俺も何かネタを仕込んでおくんだった。三重なら赤福だろ。もしくは伊勢海老。エビ? イイネェ。激しく後悔。激しく誰彼。
 とか考えているうちに俺の番が。
自分「あー、はじめまして」
おみまゆ「どうもぉ、はじめましてぇ」
 などとごく普通の挨拶を交わして、サインを手渡しで受けとって握手……ちっこい手やな。
 握手した手を放すと、なぜか手をゆらゆらとさせて不思議そうな瞳をするおみまゆさん。どう見ても握手をまだ求めている。あぁ、そう言えば俺の前に握手してた参加者さんたちは握手しながら話してたような気がする。握手しながらは何か話しにくい気がするが……手を差し出すと今度は両手で握られた。優しいのか、ファンサービス精神旺盛なのか、天然なのか……どう考えても1択な気も。
自分「このアルバムでおみまゆさんの歌を始めて聞いたんですよー」
おみまゆ「あー、そうなんですかぁ、ありがとうございますぅ」
自分「このアルバムの中だと2曲ぐらい好きな曲があったっス」
おみまゆ「うんうんー」
 お、サイン色紙の中にト音記号が。たぶん、これはサインの一部分じゃあ無いよなぁ。飾り文字か?
 おみまゆさんは俺の視線に気付いたらしく、
おみまゆ「あ、このこれはぁ、音楽の楽譜の中にある、あの~あれですぅ」
自分「あぁ、そうなんですか、ハハハ」
 それは知ってる、知ってるって。誰でも知ってるって。
 そしてサインの上には「思い出も、ユーラ…」と書いてあった。一見して、
自分「このユーラって、なにかのキャラなんスかね?」
 すまんス。ユーラなんてキャラ知らんです。遊那の間違いであってくれ。って言うか、ナとラじゃ全然違うだろ。むしろこのぐらい漢字で書いて頂きたいのは俺だけなんですか。
おみまゆ「あ、これはユーラってタイトルとかじゃなくてぇん、思い出がゆ~らゆ~らって意味のユーラなんですよぉ~」
 あかんッ! 来たッ! 激ツボ癒しッ!(意味不明)
 しかも小首をかしげてゆらゆらされとるッ!?
 小隊長殿ぉ! ここはもうダメですぅ! 持ちませぇんッッ! 小隊長殿ぉ! 小隊長殿ォォ!!
 この、「手のゆらゆらから、ユーラと小首かしげてゆらゆら」のやりとりで俺はおみまゆワールドに完全に感化されてしまいました。昇天。合掌。感染。宇宙。
 激しく癒されつつも、最後には「これからも頑張って下さい」と言えたのは奇跡かも知れない(ぉ
 とまぁ、ここでイベント会場からは退場と相成りました。
 総じた感想として、懸念したファン層もそうそう入れ込んでいるような人物はいないようでマナーもノリも悪くなく、実にアットホームなイベントでございました。数名ちょっとハシャいでいたように見えますが、友人と一緒であったことから考えてネタである可能性は大ですね。そんな程度の軽いものだったし。むしろサクラ的存在で良いように思う。
 アルバムを買ったオマケでこのようなイベントに参加できるなら、なかなかお得なオマケのような気もしますね。ただ、遠路はるばる240kmを押して行くようなものでは無いかもしれない。今回は初参加モノだったので、色々と目新しいことがあって良かったです。
 こんな感じなら、また行ってもいいかもしれない声優さんイベント。でも、次もおみまゆさんかどうかは……謎だ(笑)
 以上でハジメテの声優さんイベントレポートを終わります。